いろんな思い出が詰まったT4との8年7ヶ月。今までのトラブルの歴史、数々の入退院を繰り返した記録をT4のカルテとして自分の記憶に残しておきたいと思います。[再リンク完了]
思えば購入後3ヶ月目に高速でエンストしたのが始まりでした。その時は原因は究明できなかったですが、8年過ぎた今思えば、原因は触媒だと思います。我がT4の一番の弱点。エンストするのはいつも坂道か坂道を昇りきった後。熱や振動でボロボロになった触媒（白金）が、ロングテールのキャンピングカー特有の長いマフラーをコロコロところがり、センターマフラーやリアマフラーに詰まっていく。アクセルが効かなくなることが時々起こり、坂道走行でころがった触媒でマフラーが完全に詰まる。言ってみれば心筋梗塞みたいなものです。
そんな時、原因究明のヒントになるのが音とその音が出てくる箇所の特定です。異常音はいつもするとは限らないので、その音が出たらすぐにiPhoneなどで録音。それをメール添付で主治医に送って原因を想定して成功したこともありました。
もうひとつT4の弱点と思うのは、急坂の続く高山キャラバン。2012年夏に新穂高、2013年に南乗鞍に行きましたが、その後には続けていろんなトラブルに見舞われたことはカルテに書いてある通りです。更に、東京への長距離キャラバンが多かったのが2013～14年、2014年に多かったトラブルと走行距離との因果関係はわかりません。
また、タイヤのバーストは気になっていたので空気圧はエアモニで安心でしたが、レッカーで呼んだJAFのドライバーから、タイヤと運転中の異常な振動との関係を教えてもらいました。バックミラーやドアミラーが振動で見えにくくなるほど激しくなり、高速を降りてJAFを呼んで助かりました。前輪右のタイヤの一部が膨れていてバースト寸前だったことをすぐに見抜いてくれましたが、素人目にはわかりませんでした。
それと、今まで何度もレッカー移動してますが、私の経験ではJAFでは一度もキャンピングカーをレッカーできたことがありません。ただ、JAFのドライバーは車のトラブルの経験豊富なので、毎回初期診断で助かってます。だからいつも最初にJAF、実際のレッカーは損保会社のロードサービスを使います。損保の方が無料の距離が長く、その後の帰宅交通費保証など様々な付帯サービスがついて助かります。
1995年3月：初年度車検（前オーナー）
2007年８月：購入～登録
ホワイトハウスまでレッカー～イグニションコイル等交換原因特定できず
この時は買って間がなくディーラー側で修理、その後T4専門のPGを紹介へ
2008年2月：PGにて点検と今後のメンテナンスの相談
2009年3月：初めてPGにて車検、以降毎回同所にて
もしもの時のイグニッション交換のコツ
2009年5月：熊野古道キャラバンでの異常走行～PGで修理（触媒の交換）
2009年7月：エアコンの不良～PGで点検修正
2010年2月：異音とエアコン不良～PGで修理と調整（マフラー遮蔽板など）
2010年5月：エアコン修理（コンプレッサー／Wマグネットクラッチ等交換）
2011年：特にトラブルはなし。初の北海道キャラバンを楽しみました。
2012年9月：異音～PGで修理と調整（触媒遮熱板など）
2012年10月：ガソリンホースからガソリン漏れ
2013年8月：異音と山岳急坂でオーバーヒート警告ランプ
2013年9～10月：異音の原因確定
https://toshcamp.hatenablog.com/entry/2013/08/25/000642 CVジョイント交換
https://toshcamp.hatenablog.com/entry/2013/10/03/201852
2015年：特にトラブルなし
2014年3月：冷却水リザーバタンク交換
2014年4月：自宅にてエンジンかからず数日後復帰～PGで原因は特定できず不審箇所交換
2014年5月：旅先でタイヤバースト寸前！無事現地にて交換
2014年6月：旅先でエンスト～レッカー、PGにて修理（触媒とセンターマフラー交換など）
この年は最悪でした。ベストシーズンにどこにも行けなかった（泣）
2015年：特にトラブルなし
2016年2月：オイル交換とクーラント交換、突然運転席ドアが閉まらず修理
路上でエンスト～自走可能になったが原因は未だに特定できず、OHか？
深刻さの限界、ついに手放すことに・・・
2016年3月：T4との別れ
