野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

T4に何が起こってる?!

 
いま、野営車 VW T4が岐路に立たされています。
エンジンがかからなくなって約1週間、やっとT4専門のPGさんが出張修理となりました。ところが念の為にその前日エンジンをかけてみると、何事もなかったように一発でエンジンがかかったのです。これは厄介なことになったぞ、症状が出ないと原因が特定できない。先日のCVジョイントの問題でシャフトを交換した時も異音が出たりなかったりしたものの、ベアリングにグリースを入れた実験が功を奏しましたが、今回はそんな確認ができない。
 
PGさんの話によれば、今までの検証で原因について考えられるのは2箇所。ひとつは燃料ポンプで交換はかなり大変な作業になります。もうひとつはディストリビューター、ポンプの交換よりは少しラクとのこと。ところが、症状が出ない今の状態では原因を特定できない。
 
エンジンがかかるようになったと言っても、またいつエンストするかはわからない。ディストリビューターが原因なら頻繁にかからなくようだし、どちらとも特定できないまま症状が全くでなくなることもあるそうです。しかし究明のために症状がでるまで走らせるとしても、不安を抱えたこんな状態のままでは怖くてできないし、ましてや長距離や長期のキャラバンなど無理です。
 
そうなると残るは2つの選択肢、原因を特定しないまま予想箇所を部品交換するか、もうひとつは新車に買い換えるかです。今年の7月で丸七年、5万キロほど乗ってきました。現在98000キロくらい、30万キロは乗れると前に聞いたことがあります。年齢のことを考えてあと十年乗ることを想定するとどうでしょうか。この七年近く、いろいろと手を加えてきて愛着もあります。
 
修理交換する場合でも、工場への入庫可能になるのが2週間後、修理に1週間。連休前までには何とかなりそうですが、一年で一番いい季節に走れないのは残念です。それ以上に、これが最後の修理ではなく、さらに大きな修理となる可能性もあることを考えると悩ましい。とにかくこの2週間は何もできないので、念の為に水抜き剤を入れておいてくださいと言われました。エンジンに溜まった水によるサビの進行を止めたり軽減させる。
 
この一年を考えてみると、夏の猛暑、高地での無理な急坂、冬の大雪など、年寄り野営車には酷なキャラバンだったかもしれない。さてどうしたものか・・・