野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

運転席下からガソリン漏れの原因はホースバンド

 
 
 
 
 実は一昨日、今週末からのキャラバンに向けてキャンカーを駐車場から自宅まで雨の中を走らせた時、道路に続く怪しげな反射。下を覗くと運転席床下あたりからポタポタと漏れる液体。もしや、とチェックするとやはりガソリン!焦りました。修理といってもこの状態では自走はムリ。漏れてるのはエンジンを掛けたときだけ、すぐに下に潜って一応写真を撮り、いつものT4専門PGさんに写真を添付してメール。
 
 
 すると返信には、写真に写ってるホースバンドが問題だ、ということらしい。え?ホースバンド? ところが翌日、再度エンジンを掛けてみるとなぜかポタポタがなくなっていたので運転可能、半信半疑のまま、PGさんまで車を走らせる。第二京阪ができたおかげで30分くらいで到着。あっという間にホースバンドの交換。でもそんなもんで大丈夫なの?原因は?なぜ昨日のポタポタが今日はなくなった?疑問はふくらんでいく。作業が完了してOさんに質問をぶつけます。
 
 
 T4専門でやってるOさんの回答はさすがに説得力ありました。安価なこのスリットの入ったホースバンド(写真左)だと、スリットから少し盛り出したゴムが経年劣化してヒビ割れそこからガソリンが漏れる。その場合は、そのホースバンドをさらに強く締めると、余計にスリットから漏れる。ということで、PGさんでは、写真右にあるスリットのないタイプを必ず使うのだそうです。さらに、このような事例は珍しいことでもなく、漏れたり漏れなかったりすることも同じく。ガソリンタンクからフィルターを通ってエンジンに至るまでのゴムホースを固定するこの小さなパーツがこんな悪戯をするとは!フィルター交換時にこのパーツを使うところもあるようなので、気をつけよう。そう言えば、夏にジェネレータとガソリンタンクを繋ぐホースを交換してもらった時のホースバンドはこのスリット式だった(汗)
 
 時に大胆に、時に繊細に、キャンカーをメンテしてもらうとき、いつも感じる鉄則です。いろいろと勉強になります。