野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">ダッチオーブンで中華</span>



今回は久々に料理をマジメに作るキャンプです。
メインディッシュはダッチオーブンを使って初めての料理に挑戦。
いろいろ本が出ていますが、やはり1996年出版された
菊池仁志著の「日曜日の遊び方 ダッチ・オーブン」が基本だし、奥が深いですね。


この中から選んだのは、東坡肉(トンポーロー)です。
社会人になった頃に大阪にこのトンポーローの美味い店がありましたが
今はもうなくなって、それ以来ほとんどお目にかかりません。





豚の三枚肉を1キロ使います。これを弱火で1時間、鍋には何も入れないで
蒸し焼きにします。こんな料理法ができるのはやはりのダッチオーブンの威力です。
今回は微妙な火加減をするために久々のツーバーナー復活です。
下からの火だけなので使うのはキッチンタイプの鍋。





途中で焦げ過ぎないように一度ひっくり返しましたが、
1時間過ぎて写真のようにたっぷり出た脂は捨てます。




そこに漬け汁を加えて30分くらいさらに煮込みます。
奥に見えているのはつけ合わせのチンゲンサイの塩ゆで。

漬け汁の分量は、醤油500cc、紹興酒500ccとかなり大量ですが、
それに八角、桂皮、陳皮、粒胡椒、ニンニク、生姜を加えます。
桂皮と陳皮は店頭になかったので、
桂皮はシナモンスティックを、
陳皮の代わりにかみさんがオレンジの皮を干してくれた物を加えました。
照りを出すため砂糖も適量加えます。
それに水を加えて肉がひたひたになるようにします。

煮込んでいる間、まさに中華街の様な強烈な匂いの湯気が立ちこめ、
とてもキャンプ場の雰囲気ではなかったです(汗)




今夜の3品目のメインディッシュ完成です。昔記憶にあるトンポーローよりも塩辛く
ほとんどラーメンのチャーシューの味でした。
今後の参考までに、この盛りつけよりも下にチンゲンサイを敷いた上に
もう少し小さめに切ったトンポーローをのせ、その上から煮込んだ醤油ダレを
かける方がうまいと思います。さて、料理の後、大量に出来たその肉と醤油ダレは
次の日にはラーメンになるのでした。

1品目、2品目は後日アップします。
久々にツーバーナーを使いましたが、
弱火から強火までの火力の強さとアウトドアでのその安定性など
やはりこのコールマンはよくできてると改めて思いました。
あ、ここはスノーピークのキャンプ場なんでしたね(笑)