9/29 琵琶湖二日目の朝もいい天気…
《今日のプラン》昨夜の残り物でさっと朝食を済ませ、アールグレイを飲みながら今日のプランを考える。今回自転車を持ってきたのは針江に伝わる川端(かばた)のある暮らしを散策したいと以前から思っていて、丸一日フリーな中日がいいと思っていたものの、このキャンプ場からだと自転車では少し遠い。ここを撤収して新旭地区の六矢崎キャンプ場の方に移動するのがいいけれど面倒だしのんびりできない。しかも六矢崎には電源もウォシュレットも温泉もない。ということで針江散策は最終日にして、今日は昨日立ち寄った安曇川まで自転車で行くことにした。その理由は後ほど。
▲朝日がまぶしいので手作りスクリーンでカット
《ランチの店で見た地元の歴史》田園風景の中をチャリンコに乗って風が気持ちいい、そろそろランチタイム。すると怪しげな「郷土料理 吾兵衛」という店を発見。どんな郷土料理か外からは全く不明でしたが、中に入るとオープンキッチンにはおばちゃんとおねえさんが3人。日替わり定食にしてみました。
待ってる間に本棚から「琵琶湖の歴史」という本を選びページをめくっていると、「万葉歌からみた高島」のページに目に止まりました。キャンプ場の隣に萩の浜というところがありますが、その周辺の勝野地区は万葉の頃に勝野津という港として栄えていたそうです。この高島地区は都と北陸を結ぶ水陸交通の要所で、勝野まで陸路で運ばれた越前・若狭の物資は、勝野から大津まで水路で運んだそうです。キャンプ場から萩の浜まで続くのんびりとしたこの白浜の風景の先がかつては港として栄えていたことは想像もできません。
そうこうしていると料理が運ばれてきましたがとても800円台とは思われないものでした。でも郷土料理と言うよりおふくろの味?
《チャリは走る!》今日の夜のために必要だった骨付きモモ肉を前日注文していた鶏専門店「元祖味付かしわ 鳥中」に到着。他にコーヒーとか氷とか買った後、気持ちのいい田園風景の中をキャンプ場まで走る映像を動画にしてアップしました。トンボやカイツブリも登場します。(YOU TUBEサイトにリンクして大きい画面でないと多分トンボは見にくいです)
《今夜も居酒屋オープン》ダッチオーブンで残った炭火で昨夜のBBQで登場する予定だったサンマも焼きました。家を出るときにかみさんが晩飯用に買ってあったのをもらってきたのです。もちろん骨付きもも肉も半分しか食べてないものの作りすぎでしょう(笑)と、ここで温泉ブレイク!歩いてすぐですが、再びサイトに戻ったら今夜も焚き火バーオープン。昼の鳥専門店の名物「味付かしわ」も一応少し買ってあったのを焼きます。えー、まだあるの?!と思ってませんか?自分でもおかしいと思います、何人いるのって(笑)で、今夜はここまで(つづく)
▲フライパンで焼くと味噌けーちゃんのような味