野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

原因はキャブレター、上手な定期運転とは

 
 
ほぼ1週間、オナンのジェネのメンテナンスが終わって
やっと帰ってきました。
 
最初、ジェネのエンジンが時々震える不安定な状態から
電圧も安定した状態になり、万全とは言えないまでも
エアコンを送風状態で少し運転後に、エアコンに切り替えるという基本的な
使い方を守れば何とか安定的に動いてくれるようになりました。
ただ、やはりオナンのジェネの特性と、負荷が重くなっているエアコンとの相性は
少し無理があるようで、今後機嫌よく働いてもらうためには、
いくつかのルールを守らないといけないということがはっきりしました。
 
 
 
昨年2月にすでにフュエルポンプを交換しているので、今回最大の効果があったのが、
キャブレターのクリーニングでした。フュエルパイプの動脈硬化の疑いもありましたが
燃料タンクから直結したときとの電圧の差がないことから、疑いは晴れました。
写真の丸印のキャブレーターのクリーニングについては、今後自分でメンテするための
方法を聞きました。エアフィルターを外して、キャブレーターへの入り口から
キャブクリーナーを吹きつける、なのだそうですが、そんなに簡単なの(笑)
どんなクリーナーでもいいらしいですが、ネットでテストしたあるサイトの情報によると
ヤマハのものが一番良くきれいになったそうです。
 
いずれにしても、定期的にジェネを始動させることの重要性を再確認。
それをしっかりしておけば、キャブのクリーニングも必要ないかもしれません
ということで、前にも書いたとおり、性能持続のためには
1ヶ月に1度ほど、メンテのための始動は欠かせないようです。
 
弱い負荷で1分
→エアコン送風5分くらい
→エアコン冷却10分~
→送風
→弱い負荷1分
 
それから今回エアコンでジェネがダウンした後、何度やっても
ジェネが起動しなかった件に関しては、クーラーの運転でコンプレッサーの圧力が
大きくなっている時には、数分経って圧力が弱くなってから始動させないと
ダウンした直後では負荷が大き過ぎるという訳です。
このエレクトロラックスのエアコン(CAL136.301)は冷房時16.6Aで、
オナンは2.8kwです、十分のはずですが、エアコンの状態によって、それよりも
さらに大きな負荷がかかるということです。
 
今回のいろいろとジェネについて、改めて教えてもらいましたが、
3ウェイ冷蔵庫の問題解決の最初の1歩が、状況の可視化のための
温度計の設置だったように、ジェネの場合の可視化は電圧のチェックです。
コンセントに差した電圧計を見ながら、問題と思われる箇所をひとつずつ改善していくことを
繰り返していただいた訳です。不安定だったジェネのエンジン音も安定したので
後は今後のメンテと使い方を気をつけるということです。
最後にエアコンについても念のためチェック、特に問題はないということでした。
 
それにしてもジェネに関しては毎年それなりの出費があることを考えると、
かなり高い電気代です(汗)
 
 
 
KRVさんにはずらりと並んだ中古車の中に、
同じエクスプローラがまだ売れずにいました。
この帰りに立ち寄ったCCPさんにある同じT4のクラブマンは売却先が
決まったそうです。ちょっと悔しい~(笑)
それにしても梅雨明けの暑い中、1週間ありがとうございました。