野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

再びオナンがダウン、なぜ?!

 
 
今まで何度も苦労させられたオナンのジェネも、
フュエルパイプが詰まってからは時々始動テストをしたり、
昨年はフュエルポンプも交換して、
最近はわりと機嫌よく働いてくれてると思っていました。
でも、ジェネのメンテについては、経験豊富なbcv225さんから
負荷を掛けた試運転についての貴重なコメをいただいていました。
 
(bcv225さん!コメント転載させていただきます m(_ _)m)
『電設関係の仕事をしている方に聞いたのですが、ジェネレーターは最低でも
月1回は始動して、無負荷で1分、その後その発電機が持つ能力の限界まで
の負荷を掛けて暫く動かし、また無負荷で1分ぐらい経過させてエンジン停止、

と言うのが良いと言っていました。

負荷を掛ける際は、エンジンが震える程、限界まで掛けるようにしていれば、

そこまで使えるジェネレーターになり、普段からあまり負荷を掛けないで、
使用していると限界まで使おうとした時に、すぐダウンしてしまうジェネレ
ーターになってしまうと教わりました。』
 
そのコメントいただいてから、一度限界に近い始動をしないといけないと思い
先日の琵琶湖でエアコンを使ってみました。しばらく正常に運転していましたが
5分か10分かして、突然ジェネが止まりました。その後はスターターモーターは
回るもののジェネ自体が始動しなくなりました。
 
 
 
そこで、以前、並行輸入ディーラーKRVさんから聞いた方法、
エアフィルターを外してエアの入り口を塞いでスイッチを入れることを何回かやってみると、
動きました!しかし、エアコンをオンにするとすぐにダウン。
エンジンはすぐにかかるようになったものの、エアコン即ダウンの繰り返しです。
 
その後、家に帰ってからもテストしてみると、エアコンの送風や、電子レンジ、
湯沸かしポット(1200W)程度なら問題ないものの、エアコンをオンにすると
やはりダメでした。やはりbcv225さんのコメのように「限界まで使おうとすると
すぐにダウンするジェネ」になってしまっていたようです。
 
 
 
そこで、いつも困ったときに助けていただく、
あの3ウェイ冷蔵庫を見事に復活させたKRVのMさんに
お願いすることになり、行ってきました。
梅雨が開けて、突然の夏空です。
 
Mさんの指示でジェネを回し、負荷を掛けたときのエンジン音を聞きながら、
判断するMさんは、聴診器で判断する名医のようでしたが、
運転席下にあるフューエルタンクの取り出し口からジェネに至るパイプには
流れが悪くなるいくつか難関があるので、それを一つ一つチェックするということでした。
他にもキャブレターなども考えられるそうですが、一先ず車を預けてきました。
 
そして、もうひとつ雨漏り。実は先日からの雨で再度チェックしてみると、
コンビロールのロールブラインドが再び濡れていることが昨日発覚!
これに関しても、経験豊かなMさんの話によるとFRPとアルミ壁面の境のモールの
コーキングにつきるということです。特に角のアールの部分と横の部分。アールの
部分にアルミ壁面に見られる裏面からの腐食による出っ張り、Mさんは「わいてきている」と
表現してましたが。モール下に後付のアルミ雨樋を撤去して再コーキングの必要が
ありそうです。壁面内が柔らかくなってきていることに関しては、
もっとひどくなると、外のアルミまでべこべこになってくるので
まだ初期段階だということで問題ないそうです。
いずれにしても、ジェネよりもこちらの方が実は深刻です。
 
☆Mさんからモールのコーキングに関しての匠の知恵。
モールの形状がH型なので、表面だけをコーキングするのではなく、
端をめくってHのセンターの奥の部分までコーキング材を流しこみ、
押し付けて表面に出てきた部分で仕上げをするといい、そうです。
 
(つづく)