野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

かきおこ「たまちゃん」

またまた一週間、実家の駐車場で野営車泊。
父の介護に加え、今回は母の大手術だったので、
病院の駐車場での車中泊も想定したが、無事手術は終わり、
また兄弟に後を引き継ぎ休日高速千円を利用して帰ってきた。

 



ブルーラインを日生ICで降りてしばらく行くと日生漁港「五味の市」がある。牡蠣の養殖が盛んだから新鮮な牡蠣の店が多い。その間に瀬戸内特有の小魚が並んでいる。実家近辺のスーパーなどに比べると明らかに観光地値段だが、確かに新鮮。開いた穴子を購入(帰宅後天ぷらと焼きと半々にした)。国道沿いの「日生鮮魚」という店の軒先では穴子を焼いて売っていた。立派な大振りでうまそうなものは料理屋向けだそうだが、値段を聞いたら一尾350円。京都の錦にある「まるたや」だと一尾1000円だから安い!

 



そして前回目撃した日生名物「かきおこ」に挑戦。人気店の「タマちゃん」は開店11時直後に行ったが、もう駐車場は満杯。しかもかなり狭いのでRVのような大型の車は無理。しばらく道路沿いで様子を見ていたが、駐車場の係から、この先の空き地に停めてください、と適当な対応。自分の車で国道が混み始めたのでとりあえず先に進む。

 


500メートルくらい先に空き地のような道路に路駐し、のんびりとした風景の国道を歩く。こんな時にチャリンコでも積んでいれば便利かもしれない。10分くらい歩いて店に到着するとかなり混雑。名前と注文を登録して15分くらいで鉄板前カウンター席に着けた。

 



目の前で作るのでレシピがよくわかる。長芋いりキャベツや玉子の入った生地の上に鉄板で同時に焼いた牡蠣10個をのせる。その上から結構たくさんの天かす(揚げ玉)をのせるてひっくり返す。少し焼けたら、お好み焼きの下の鉄板にオリーブオイルをたらし、最後に牡蠣や天かすに少し焦げ目が付くくらいに焼き上げる。

 



半分にはお好みソース、半分は岩塩のみ、とちょっといかにも拘ったような仕上げ。かなりのボリュームなので飽きさせないという配慮かもしれないが、一枚1300円となかなかのもの。

 



サイドメニューに殻牡蠣のみそ汁を注文してみた。このボリュームでいい牡蠣の出汁味で大満足。意外と注文している人はほとんど見かけなかったがおすすめです。

 



帰りには、前回と同じ、日生から15分くらいの海沿いにある赤穂温泉「祥吉」に立ち寄り、そのまま赤穂ICから山陽道へ介護キャンプの疲れを癒す帰路のドライブで長い一週間は終わるのでした。それにしても、病人、年寄り、昔ながらの親戚付き合い、病院や施設の人たちなど、普段の生活とあまりに違う生活が詰まっている異次元の世界は疲れるけれど、考えされられることも多く、自分の将来の現実を考える上でも良い経験になりました。

 

[おまけ] 今回、家との電話で車中のパソコンから「スカイプ」を初めて使ってみた。かみさんにもダウンロードしてもらってお互いにPC同士ハンズフリーでクリアな音質で快適な会話ができた。これはキャンピングカーでは使える!