野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

ボイラーの修理完了

 
注文して6日目、もうひとつのパーツがイギリスから届いた。
早速、ボイラーの湯のアウトレットにねじ込んでみたが、少ししか入らない。やはり、溶けたパーツの樹脂がネジの溝に少しずつこびりついている。ムリにねじ込むと樹脂パーツのネジ山が損傷するかもしれないので、鋳物製のネジの溝を千枚通しと先の曲がったピンセットで引っ掻き出していく。前と同じで、焦らず、根気よく、少しずつ…腰を据えての作業の結果ついに完成 (^^)、パーツはぴたっと治まった。
 
逸る気持ちを抑えてタンクに水を入れ、ポンプのスイッチを入れる。おや?ポンプがすぐに止まる。湯の蛇口をひねってみると全く反応なし。水の蛇口だけを回すと水は出るしポンプも回るが、湯の方はポンプが時々反応するだけで、全く蛇口からは出てこない。パイプはしっかり繋がってるし、ポンプが故障かどうなってるのだろう。すぐに師匠のKRVさんに電話すると、蛇口~ドレンバルブなど順に調べていくしかない、との返事。早速ドレンバルブを抜いてみる。すると空にしてあったボイラーから水が流れ出し、少しは水が来ているのがわかった。すると同時に勢い良くポンプが動き出した。どうやらボイラーの中に、ある程度水が入ったものの、空気が充満して逃げ場がなくそれ以上水が入らなかったようだ。
 
これで無事修理は完了、6日の雪の東京の夜から2週間ぶりにキャンピングカーの水まわりが使えるようになり、改めて蛇口から水や湯が出る便利さを実感した。またもや師匠のサポートもありましたが、結局全部自力で修理できた。欧州車の場合は、古い装備品のパーツやマニュアルがネットで入手可能だから簡単なことならDIYしていける。老いは隠せない野営車ですが、これからも大事にして長生きしてもらわなければ(^^)