野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

赤坂ヌルンジでサムギョプサル


 
 

先月、上野のコリアンタウンで三枚肉の鉄板焼サムギョプサルを体験した後、赤坂のコリアン街にある店の記事をdanchuで見たので、ちょっとお世話になった友人をゴチするためにその「ヌルンジ」という店に行ってきた。

やはりその店もサムギョプサル専門で店に入ると全部のテーブルに独特の斜めになった鉄板が並んでいた。その店の看板はサムパムという生野菜の山。レタス、キャベツ、白菜、青梗菜、きゅうり、にんじん、春菊、エゴマ、大根、昆布、青唐辛子、ねぎなど、野菜畑がテーブルにやってきたような状態。他にも様々なタレと薬味、キムチなどの箸休めの品々、チゲ等々、テーブルはスキマがないほどの満杯状態。食べ方がわからないので聞くと、野菜で肉や薬味やキムチなどを巻く以外にも、昆布にごはんと薬味味噌を巻く、大根の桂剥きに肉とキムチを巻く、スティック上の野菜を味噌煮のタレに漬ける等々、いろいろな組み合わせを楽しむということでした。

一品ずつ運ばれてくる会席料理に比べて、韓国料理では小皿料理をずらりと並べて多くの種類があるということがおもてなしのようです。一品ずつだと料理に集中できて味わえるけれど、目の前にずらっと並んだこの韓国式は大人数でわいわいとやる分にはいいかもしれないけれど、二人だとちょっと散漫で、食べることが仕事になってくるようなtoo muchな感じが何ともしがたい。また、韓国薬膳は野菜を積極的に使うのは健康的でいいとしても、生野菜で巻くとどんな肉も同じような味になってしまう、ということにもなります。やはり、肉と野菜とのバランスということも大事だし、日本人にはレタスとエゴマくらいあればいいかなと…

★★☆☆☆