今回の知床観光の宿はウトロ漁港にある「知床グランドホテル北こぶし」ですが、その近くの「道の駅ウトロ・シリエクト」には何台ものキャンピングカーを見かけました。道の駅の隣には「知床世界遺産センター」があり、いろいろな情報も入手できます。
道の駅の裏側の桟橋では新しい大規模な魚市場建設が工事中で、ウトロ港の再開発が進行していました。北こぶしの隣には貴重な2軒のコンビニがあり、大型観光船や観光クルーザーの乗り場も集積していて知床観光の中心となっています。
▲正面が道の駅、右の建物が世界自然遺産センター
▲知床世界自然遺産センター
港から車で坂を上がった高台、オホーツクに沈む夕陽を望む夕陽台はいくつかの大型ホテルのあるエリアで日帰り温泉(夕陽台の湯)もあります。他にも、もう1箇所海側の道路を港から1.8キロ行くと、国民宿舎 桂田にも日帰り温泉がありますが、どちらの温泉も道の駅から歩いて行くのは難しそうです。国民宿舎から1キロほど海岸を走り、橋を超え道路がなだらかな美しい林道になるとそこから先が世界自然遺産のエリアになります。
泊まった北こぶしは増築を重ね3棟からなっていますが、外観に比べて内装は新しく気持ちのいいホテルでした。部屋から新館8階にある温泉までは少し遠かったですが、風呂は内風呂と半露天と露天とあり、世界遺産の半島とオホーツクが一望でき、目の前にある営巣地オロンコ岩から飛んでくるカモメを真上に見ながらの露天風呂も格別なものでした。
▲ホテルの露天風呂から知床半島を望む
▲今日はかなりの強風、ホバリングを楽しんでいるよう
もうひとつ、このホテルでよかったことはネイチャーデスクに常駐するネイチャーコンシェルジュの女性が夜ロビーで行うガイド講習会でした。自分で撮った動物たちのスライドを交えて、熊よけの声掛けとか、オオワシとオジロワシの鳴きマネ対決など体を張った根っからの動物好きが伝わってくる楽しいお話でした。
*関連情報:
ウトロ周辺の地図
知床グランドホテル北こぶし