野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

汚れたカセットトイレの強力クリーンアップ

 
カセットトイレについては、いくつかのルールを決めていて、そのことは前にも記事にしました。(→こちら)ところが今回のように予想外の長期滞在で、おまけにその間にダンプもできず、タンクに汚水が溜まった状態が続いた時には純正のタンククリーナーで洗った後にも汚れが残っていることがあるので、さらに念入りにタンクを洗うことがあります。その時に役に立つのが酸が効くサンポールです。これは実に面白いほどこびり付いた汚れが溶けていくので、あとは水で流すだけか、複雑な部分は専用の使い古しの歯ブラシでこすればピッカピカに新品のようになります。ただし、酸が残らないよう念入りな水洗いが必要です。
 
タンク内部の壁面やフロートメカニズムを洗うためには、フロートやブレードが一体になった部分を回転させて開ける必要があります。スライドカバーを少しずらしそのカバーを手でしっかり持って反時計回りに回転させて、フロートメカニズム全体を外すのですが、なかなか重くて開かない時に円形の隙間に5-56をスプレーすることもあります。
 
 
タンクやフロートメカニズムがきれいになってよく乾燥させたら、ゴムの部分にラバープロテクターをスプレーしてフロートメカニズムを元に戻します。セットフォードのマニュアルには確かオリーブオイルを使うようにも書いてたと思います。いずれにしても、フロートメカニズムの▲マークをタンクの◎に合わせ、◯まで回転させて固定。トイレにタンクを戻したら、ブレードをオープンにしてタンク内を乾燥状態にして、いつも清潔で、またメカニズムの劣化を防ぐように心がけています。
 
 
 
 

 
▲このタンクはオーナーになって以来だからもう7年近いですがサンポールのお陰です(笑)