野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

バースト寸前でタイヤ交換

 
5日間になったキャラバンからやっと帰還です。
T4のその症状は前から気になっていたのでPGさんで先日かなり大掛かりな部品交換をしてもらうときに相談はしていましたが、今回のキャラバンでさらにその症状が悪化しました。
 
それは振動です。時速100キロを超えた辺りから振動が大きくなり、ドアミラーに映る後方画面が振動ではっきり見えないほどです。ところが、今回はさらに振動が酷くなり、またインター出口に近づいて渋滞でノロノロ運転になったとき、速度に合わせてブルッブルッという妙な振動が気持ち悪く、何かよくわからないけれど、やばそうな雰囲気。これは何かあると気になったので、JAFに電話して通行止めで降りたインターに来てもらうことにしました。国道沿いのニトリの駐車場が広く、車もほとんどなかったのでレジの人に事情を説明して駐車させてもらいました。やがてJAFのレッカー車が到着。
 
症状を説明するときに、縁石に何度か乗り上げたことも話したので、最初タイヤ周辺などを見ていましたが、低速時にブルッブルッと車速に合わせて震える話をしたときに、JAFのおじさんはピンと来たようで、すぐにタイヤを順に両手で触り始めました。「あ、変形してますね!」前輪右のタイヤの外側が膨れているらしい。「内側と比べてみてください」と言われて触ってみるものの、そんな気もするけれどよくわからない。しかしその部分をよく見てみると、ゴムがひび割れその間からグラスファイバーのようなものが見えている(汗)
すぐに近くのタイヤ専門店に電話してみたが、営業終了だったり、在庫がなかったり、とにかくその日は何もできないし、JAFのレッカーには載せられないし、近くの道の駅までゆっくり運転して行くことにしました。JAFのおじさんは何もできなくてと申し訳無さそうだったけれど、原因がわかっただけでよかったですとお礼を言って別れました。
 
 
 
 
 
 
 
翌日、朝からタイヤ専門店に片っ端から電話すると、翌日までに入荷可能な店が1軒見つかり注文、同時に損保のロードサービスにレッカーの予約を入れ、奇跡的にすぐ近くに見つかったホテルを予約。ホテルやホテルまでの往復のタクシー代などはロードサービスになるので本当に助かりました。
 
元々純正のホイールが履いていたタイヤは 195/70R15(106/104)LT でしたが、今はそのホイールに冬タイヤを履いたままで、夏用にはワイドの中古ホイールにミシュランの 215/65R15(104/102) を履いたものを1年前に購入しました。ロードインデックスが純正より小さくなるのは少し不安でしたが、そのタイヤの空気圧は5.4kg*までで、1本当たり900kg対応なのでなんとかなるかと思っていましたが、このへたり方を見ると無理があったのかもしれないです。バーストを避けられただけでも不幸中の幸いです。
新たに交換したタイヤはダンロップの 215/65R15(110/108)LT となり、タイヤインデックスが大きくなるので安心です。空気圧は6kgまでで、各1000kgまで対応します。合計4tですが、野営車は2.8tほどですから、お店では前輪に5kg、後輪に5.5kg入れてくれました。
お店の方はトラック用には鉄のホイールを使うので、アルミホイールにトラック用を使うのは強度的に少し心配ということを言われたので、空気圧をこまめにチェックして、もし異常に抜けるようだとホイールにヒビが入っている可能性もありますと言われました。しかし、ずっと気になっていたことが解決して一件落着です(^^)
*kg:kgf/cm2を略