野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

東北道で痛ましい火災事故!

 
 
東北自動車道で1日に起こったキャンピングカーの火災事故のことを、在職していた会社の友人からのフェイスブックのメッセージで知り驚きました。
 
東北方面から東京へ帰る途中、6人乗車のうち、3人が死亡2人が重症という痛ましい事故。運転席だけが無残な姿で残り、FRPのコーチ部は跡形もなくなっているネット上の写真を見てぞっとしました。
 
報道では、原因はガソリンタンクに他の車のサスペンションの一部と見られているパーツ(長さ48センチ、幅7センチ、厚さ1.7センチ)が突き刺さり、それが路面と接触し摩擦から火花がガソリンに引火したと見られています。
 
100メートルほど手前にサスペンションの一部が散乱、キャンピングカーがそこを通過の時に一部を踏み、運悪くその勢いでタンクに刺さったらしいです。対向車線からの事故の通報が午前3時頃にあったことから、深夜の高速では散乱したものを避けるのは難しかったかもしれません。まだ8月に買ったばかりのキャンピングカーでの大事故、運が悪いとしか言えませんが、42歳のオーナーがお気の毒すぎます。
 
 
 
 
 
 
フェイスブックで知らせてくれた友人から気をつけてくださいとメッセージをもらったので、お礼を言うと同時に、そう言えばやばそうなことに何度か遭遇したことを思い出しました。
 
ケース1・火災:冬のキャラバンでLPGのFFヒーターを付けたまま就寝。朝、部屋の空気が何となく白く煙っていた。ヒーターをチェックして、ふと床下の隙間を見ると赤くなっていた。慌てて水をかけて火災にはならなかったが、床下の板部分が炭化し赤くなり放置すれば火災になっていた。原因は可変式レギュレーター。ガス圧が最大になって異常燃焼していた。【その記事1】【その記事2
 
ケース2・ガソリン漏れ:駐車場に駐めると車の下が濡れていた。チェックするとガソリンが漏れて路面に落ち続けていた。一瞬クラクラとしたけれど、チェックするとガソリンタンクから発電機へのチューブから漏れていることがわかった。よく見ると黄色のコックを発見、発電機への流れを止めその場の難を逃れることができた。原因はゴムチューブの劣化。【その記事
 
ケース3・タイヤバースト寸前:走行中に異常な振動がずっと続いていたが、高速であまりにもきつくなったので高速を降りJAFに電話。来てもらって調べるとひとつのタイヤの一部が膨らんでいることを発見。バースト寸前だった。近くの道の駅に車を駐め近くのタイヤセンターに電話でタイヤを注文。翌日全タイヤを交換した。原因は中古で購入したホイール付きタイヤのタイヤインデックスが少し非力だったが空気圧が強過ぎた。【その記事
 
他にもスタッドレスを履いている時に、長くカーブが続く下り坂の中国道でローリングで転倒しそうになったり、高野山のカーブが続く急な下り坂でフェード現象となりギリギリセーフで止まったり…とやばかったことは何度があります。
 
 
 
 
▶スピードが出にくいけれど、一旦回転が早くなると減速しにくいキャンピングカーは、特にスタッドレスの場合は制動距離も長くなるので、下りでのスピードの出しすぎには注意です。下りが続く場合はフェード現象以来、できるだけエンジンブレーキを多用するように心がけています。これからも楽しいキャラバンが悲しい結果にならないように余裕を持って安全運転しようと思いますが、みなさんもくれぐれもセイフティ運転で!