野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

ヒーター異常燃焼の原因はガス圧

 
 
早くもカーバーのFFヒーターの原因解明と修理の完了です。
M教授@KRVから翌日に電話がかかってきたので、え!もう?と正直驚きました。
結論から言うと、原因はガス圧でした。
 
 
ヒーターが点火できなくなっているので、まず損傷した点火スパークのコードを取替えて、
着火は可能になりました。するとヒーター自体には問題はない。絶えず適正なガス圧を確認しながら
進めていきます。(写真撮っていただきありがとうございます~)このフィンの中に、燃焼部が
入っていて外にこの着火部がくっついてます。
 
 
燃焼部本体を元に戻しガス圧をチェックすると、車のガス圧が異常に高い数値になったので
レギュレーターを見るとMAXになっている。以前、ガスが少なくなってきたとき、
一度MAXにしたことがあり、そのままになっていたようです。
最近のレギュレーターは、調整ができないようにキャップがかぶせてありますが、
うちのは調整できるタイプでした。
 
メーターで確認し、適正なガス圧になった時の位置を書いてくれたので、
ガムテープ等で固定をしておこうと思います。また、適正なガス圧をチェックする
もうひとつの方法を教えてもらいました。それがガスレンジです。
 
ガスレンジのダイヤルを最小にした時にこのくらいの炎の大きさであれば適正という
なんともアナログな方法でしたが、簡単でわかりやすい(笑)
今回の大事に至らずにすんだ火災事故でしたが、高いガス圧のためにFFヒーターが
異常燃焼を起し、勢い余った炎が燃焼部から外にはみ出し、その周辺を少しずつ
焦がしていたわけです。ということは、すべてのガス器具が異常燃焼を起していた訳で、
ガスレンジの上のレンジフードが熱のために変形したこと、温水ボイラーがガス臭かったこと、
など思い当たることはあります。(bcv225さんが例に上げられたボイラーが火を吹いた、
という事例もガス圧かもしれないです)3ウェイ冷蔵庫ではそれほど気にならなかったですが、
冷蔵庫用排気ファンが電源オフになっていた時に冷蔵庫の上部のレンジが熱くなって
いたのもそれが原因かもしれないです。いずれにしても、ガス圧が高いということは
大変に危険で、このような古い調整可能なレギュレーターを使用されている方は
くれぐれもMAXになっていないように注意が必要です!
そんなの常識だったりしたら、認識不足でした(汗)
 
 
そして、一番損害の大きかった部分は念のためにアルミで覆っていただいてます。
錆びたところも塗っていただいたようです。どうもありがとうございました、教授!