最近、３ウェイ冷蔵庫のガスの冷却力が弱くなっていた。
AC＞DC＞LPGという具合で、先日の少し暑い27度くらいの気温の時に
ACなら6度前後まで冷えるが、ガスになると20度近く上がってしまい、
そうなると、食品が腐りやすい危険な箱となってしまうのです。
そこで、2年前に冷蔵庫を復活させていただいた
KRVの名人の下へ急いだのでした！
その2年の間にレギュレーターの原因に因るガスの異常燃焼で
火災事故になりかけたこともあり、その時にもお世話になりましたが、
その時の異常なガス圧による燃焼で、かなりカーボンが
たまっているのかと想像し、すす払いをしてもらおうと思ってます。
電話で聞いたら1時間くらいでできますよ！ということでした。
まず車の後部にある点検口を開けましたが、位置がずれて燃焼部が見えない。
すると、名人は車内からあれよあれよという間に冷蔵庫を外し始めました。あの～、配線メモしとかなくていいですが、という声も届かず、
でも、ちょっと途中で名人が工具を取りに行ったスキにパチリ！
と撮ったこの写真、実は後で役に立ちました。矢印のファンのスイッチ、
これは別のところで取り付けてもらったため、3本のケーブルの差しこむ順が
ここにしっかりと写っていたからです。
ススはそんないついてない。次にバーナー周辺を分解。
そして取り出したのが、このオリフィス。
空に向けて小さな穴をチェックすると完全に穴が詰てる！
詰まりを念入りに掃除して元に戻します。
バーナーのガスと空気が混ざる部分に戻します（左の矢印）
オリフィスの小さな穴によるガスの勢いでサイドにある穴（右の矢印）から
エアが吸い込まれていき、バーナーへと流れていきます。
意外と簡単にメンテ完了です。点検口がずれているのは
多分、イギリスでの元々のキッチンはガス台の下にオーブンがあるので
冷蔵庫の位置が違うからかもしれないです。
とにかく、これでまた今年の夏は乗り切れるか？
今夜一晩ガスによる冷却テストの結果次第。
