野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">改めてiPhone5のマップについて</span>


 ついに、iPhone5に機種変更してしまいました。

  かなり躊躇はしていたものの、あの最悪のマップのできの悪さに関しては、CEOも謝罪し認めてることだし、改善される可能性に期待。料金的な問題さえなければ、と考えたわけです。

 しかし、私的にはやはり想像以上にダメでした。多分、それは今まで日常的なツールとして最大限にマップをフルに活用している人ほどそれは感じるかもしれない。
 ダメマップをサポートするいろんな地図アプリに期待したものの、やはり検索など他のアプリと連動するのはアップルのマップに限られ、グーグル・マップを見ようとした場合には以前のような自動的にリンクするスピード感はない。
 おまけに、グーグル・マップでは、マップ上に自分のいる場所のブルードットが表示されたり、されなかったりと不安定。またストリートビューも使えない(★)。

 今回のソフトバンクの機種変更サービスには、今まで使っていた古いiPhoneに、無料で新しい電話番号を登録できるようなキャンペーンがあり、取り敢えず加入した。要は引退するはずだったiPhoneに、新しい無料SIMカードを挿入して、2台目のiPhoneにするわけです。もちろん、通話代は必要だけれど、ネットに関してはWIFI接続のみの設定をしておけば、間違ってモバイルのネット接続して膨大な額を請求される危険性もない。WIFI環境であれば、今までのままのグーグル・マップが使えます。

 さて、今後どう使えばストレスがないか。それは、もう一台のドコモのアンドロイドと使い分けるしかない。グーグルマップが使いにくくなったiPhone5と、グーグルマップが普通に使いやすいアンドロイド携帯、または古いiPhone4。要はマップを使うときにはドコモを使う。アプリによって使い分ける。面倒くさいけど、iPhone5のマップが今後改善されるまではそうするしかないようです。

 今までiPhoneで一番活用して便利だったのは、待ち合わせの場所などに行きたい時、歩きながらグーグルのアプリ上で店名と地名や料理などを声にすると、すぐに地図と電話番号などが表示され、ストレスなく目的地に着くことができたし、そのまま予約の電話もできた。今後iPhoneのマップの改善次第では、ドコモのグーグルアプリを使う頻度が多くなりそうだ。

 いろいろとやり尽くした後、念の為にアップルのサポートデスクに電話してみた。いろいろと話しをしていると、担当からテクニカルの方に変わったので、前向きな意見を話しておいた。デフォルトのマップをしばらくはグーグルかアップルか選択できるようにして欲しい、今のままだとユーザーがアンドロイドに流れるのでは、という意見に、アップルのテクニカルの方も同感だと妙に話が盛り上がった。

 最近のアップルの新製品はハード的な改良が主で、ソフト面での魅力的な新しいプレゼンテーションが希薄なような気がする。発売前にはNFCが搭載されて、おサイフケータイにもなるかもという話もあったが、それはなくなったが、新たに「パスブック」というアプリが搭載され、全日空JALが対応するという話もあるが、日本ではまだサービスは始まっていない。問題のマップのことも含め、今回のアップグレードは、将来に期待をする限りなくベータ版のような商品に感じてしまう。早急な改善に期待したい。


(★)グーグルマップとアップルマップを切り替えて見られるアプリ「MyMap+」を使えば、グーグルマップ上で現在地やストリートビューが見ることができる。アップルのテクニカルの人も同じアプリ使ってますと言っていた(笑)
また、アップルで教えてもらった以下のURLで表示すると、現在地の表示が可能となりました。http://maps.google.co.jp ~その上で、特定した場所を示すポイントがある場合に限り、別のタブ上でその場所だけのストリートビューが可能。




▲MyMap+の画面、左のアップルマップと右のグーグルマップを切り替え表示できる。