野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

地デジをどうにかしたい

 
▲購入時から取り付けてある地デジアンテナ
 
 
 キャンピングカーでは旅先で地デジが見れないことがよくある。周辺に家のある場所でも一局くらいしか入らなかったりする。ただニュースなどをどうしても見たい時には、ポータブルナビを運転席から持ってきて、ワンセグなら見れることもある。しかし、車内で受信できるスポットを探すのに苦労するし、そこが見やすい場所とは限らない。
 
 4年半前に中古で購入したキャンパーには、最初から地デジアンテナ(STATUS・英)とブースターが取り付けてあったが、この前M教授にお世話になった時に、そんな受信状態のことで相談すると、新しい国産のアンテナに変えると感度がよくなる可能性もあると聞いたので、アンテナが入荷した週末に行ってきた。
 
 そのアンテナは小型のプラスチックの四角いスタイリシュな形をしていて、早速ルーフに取り付けてもらう。電波がルーフのパイプの悪影響を受けず、逆に効果的な反射を受けられるように取付位置を決める。本体は小型なのでネジ2本で取り付け完了。きれいに配線する前に、まず簡単にケーブルを繋いでテストをしてみる。受信は問題なくきれいに映ったが、感度がどの程度良くなったか確認のため、液晶テレビのメニュー画面からアンテナ感度の測定値をチェック。念のために、前から使っているアンテナにも切り替えて差をチェックしてみる。
 
 おや~? 数値は絶えず変化しているものの、数字の幅は新しいアンテナとほとんど変わらない。しばらく何度か繰り返すもやはり差はない。M教授も仕方なく、じゃあ取り外しましょう、とせっかく取り付けていただいたアンテナを撤去、ルーフに開いたネジ穴も塞いでもらって、残念ながら現状維持ということになりました。
 
 やはり地デジ受信については多少の差はあるものの、環境の影響を受けやすく旅先での安定した受信はやはり難しいということが、改めて確認できる結果に終わった。しかし追随型のBSアンテナは高価だし、やはり今まで通りナビでワンセグか、それもダメなら小型DVDプレーヤで録画番組を見るかですが、まぁ普通に静かな時間を過ごすしていればいいのです。
 
 アンテナ設置断念の後、もうひとつ残念なことがありました。
 最近サブバッテリーの持ちが悪くなったこともあって、液晶テレビの電源をACからのインバーター経由ではなく、サブバッテリーの12Vへダイレクトに接続した方がロスが少なく、教授の提案で今回同時にお願いすることにしていました。確かに同じ12Vなので以前検討したこともあります。
 
 ところが、接続してテストをしてみると、なぜか音声がおかしくなってしまった。テレビ専用のアダプターとテレビを繋ぐケーブルは3本の細い線の周りを網状のシードル線が覆っています。この4本の線を単純に2本にして繋ぐと、音声は出るもののビビった音が何とも耳障り、またもや現状復帰となりました。
 
 ということで、今回は残念な結果のまま終わりましたので、読んでいただいたのに何の成果もありません。教授には、お忙しい中、お手をわずらわせ、また復帰のため新しいアダプターに交換していただき申し訳なかったです m( _ _ )m