引っ越しの準備で整理中の息子の部屋に入ってみると、おや？何か見たことがあるものが… あ、あの幻のアップルの最初で最後のデジカメ「クイックテイク」じゃないですか！こんなところにあった。
このQyuckTake150は初代QuickTake100の後継機として1995年に発売されましたが、商品の裏にはMade in Japanとありコダックの日本法人でOEM製造されたもののようで、クレジットはアップル社です。その後も、富士フィルムのOEMによるQuickTake200も発売されました。
その頃のアップルは何でもありのコントロール不能に陥っている時でしたが、1997年スティーブ・ジョブズがアップルに復帰して、不採算部門を一気に整理。商品アイテム数を極端に絞り込むことで完成度の高い商品開発を進め、翌年の1998年、あのエポック・メイキングなシースルーデザインのiMacが生まれるわけですね。
そんなジョブス直前の、懐かしいアップルの幻のカメラに単3電池３個を入れてみると、おっ、稼働しました！シャッターを押してみるとストロボも光りました、やはり昔の日本製品は故障しない(^^)
でも液晶で確認はできないし、もちろんUSBでなくシリアルケーブルだし、CCDは35万画素、記録画像は640X480なのでメモ程度ですね。iPhoneのカメラを考えると、もう過去の遺物です。そういえば、このカメラ、野営車と同い年でした！（笑）
