野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">キネ旬グランプリにあの作品!</span>


キネ旬の今年のベスト10は、最近あまり映画は観てないのでほとんど知らないタイトルが並んでいましたが、なぜか国内外のグランプリはどちらも偶然に観ていました。しかも洋画についはこのブログでも紹介していたのでちょっとうれしかったです(紹介記事はこちら

その映画は『ジャージー・ボーイズ』。クリント・イーストウッド監督がミュージカルを映画化。団塊の世代には懐かしいフォーシーズンズの栄枯盛衰を描いた、いわゆる最近のブロードウェイミュージカルによくあるミュージシャンのサクセスストーリーというイージーな定番手法ですが、映画では見事に栄冠に輝きました。
グループの4人のメンバー役がそれぞれの視点でフォーシーズンズの成功と挫折を観客に語りながらドラマが進行していくという元のミュージカルバージョンの手法を、監督の判断でそのまま映画にも採用。それぞれの立場でその時のことを語るのは、あの『羅生門』をちょっと思い出しました。

もうひとつグランプリに輝いた国内映画は『そこのみて光輝く』。これはかみさんがファンドに参加した映画です。事後にファンドのことを聞いて驚きましたが、そんな映画に大枚叩くなど、いくらファンとは言え太っ腹!その関係で無理やり見せられたようなもんですが(笑)しかし、海外の賞などもいくつか受賞したり、SNSでファン同士でも盛り上がったりして結果的にはすごく楽しめたからいいのではないでしょうか。でも昔のATG的な問題作でしたね。

では、ジャージー・ボーイズで印象的だったあの曲をどうぞ。
終盤での『君の瞳に恋してる』のシーンです。