野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">本物のガレージセール</span>


ガレージセールという言葉は広まっているのに、日本にはガレージセールが根付いてない。今日はかなり個人的なガレージセール願望について。



合理的なアメリカのガレージセール
かなり以前の在職中のことですが、一度だけアメリカでその光景を見たことがあります。それも車で走行中だったのでほんの一瞬。家のガレージの前のフロントヤードの芝生にずらりと不用品を並べ、お父さんと子供たちがのんびりと休日を楽しんでいる様子は昔のアメリカのホームドラマのような、幸せな家族の光景でした。
子供たちはレモネードを売っていたり、お父さんは芝生のデッキチェアで本を読みながら、いつ来るかもわからないお客さんをのんびりと待っていたり、たまに通りかかった犬の散歩の老人が話しかけてきたり…そんな平和な休日を過ごしながら、引っ越しをする家族が不要品を処分したり、そんな家を中心に数軒で共同開催したり、自宅で楽しく手軽に不要品処分と小遣い稼ぎができるガレージセールというのは実に合理的なシステムだと思うのです。




▲「ガレージセール」の画像検索、3段目にアメリカ大使館のガレージセールの行列



日本でガレージセールが普及しない
今や物があふれる日本、その不要品処分のためにフリーマーケットや◯◯オフなどの買取店が定着しても、自宅前でガレージセールをする勇気ある人はいない。フリーマーケットのように申し込みの費用が必要なわけでもなく、思いついた時にすぐに庭先でできると言ってもまだ日本の住宅事情では難しいのでしょうか。でも最近フロントヤードを広く取って玄関先に青空駐車ができるようにした家も増えてきてるので、若い夫婦の多い新興住宅地などでは、どこかで開催されているかもわかりません。とは言え、まだ他人のお古を使う習慣に抵抗のある人もいるし、ましてや自分の家で売るとなると合理的とは言え、日本人にはハードルが更に高くなるかもしれないです。



私のガレージセール
以前、箕面スノーピークキャンプフィールドで開催されたキャンプ用品のフリーマーケットは、自分のキャンプサイトでの販売だったので、フリーマーケットだけれど、ガレージセール的要素もあって楽しかったです。我が家でも前庭のガレージと、裏庭のキャンピングカー用ガレージとどちらかを使えばいつでも決行することは可能でそんなことを話したりしたこともありますが、かみさんはずっと嫌がっているし、やはり決行へのハードルは高いです。
でももしいつの日か開催できることになったとしたら、キャンプ場でのフリマで売れなかったコールマンの折りたたみベッドとか、数々のキャンプチェアとか、古着とか、若いころに買った結構大きめのピンボールマシンとか、古本とか、食器類とか物置の中を考えたら際限なくありそうです(笑)そんなガレージセールが気軽にできるような日がいつか来るといいかな思っています。



箕面スノーピークキャンプフィールドのフリーマーケット(記事はこちら