野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">iPhone4を最新にして音楽専用にする</span>








古いiPhone4(4sではない)をiOS5.1.1(2011/5リリース)から、今頃になってやっとiOS7.1.2(2014/7リリース)にアップグレード。3年間分も新しくなって、これからブルートゥーススピーカーのための最新の音楽専用ディバイスとして頑張ってもらいます。




iPhone4といえば、この後4s→5→5s→6と4世代も新しく進化したので、さすがに最新のiOS8へのアップグレードはできませんが、ひとつ前のiOS7に更新可能です。こんな4世代も前の古いiPhoneが未だに新しいOSにアップできるのは異例のことです。

その理由はこの小さな3.5インチの画面のディバイスが、インドやブラジルなど途上国での低いアップルのシェアを拡大させるために、今年2月に再生産を始めたからだと推測されます。*1

古いiPhoneを再生産までさせたのは、その時点でiPhone5、5sが品薄だったことや、スマホで世界3位の市場であるインドでのアップルのシェアは1位のサムスン以下上位5社にも入ってなかったため、再生産して安価にiPhone4を提供することでした。

思い起こせば昨年9月iPhone5sが発売と同時に、iOSが 6.1.6→7.0 へと更新、更に今年3月、7.0→7.1へのアップグレードでは、古いiPhone4のパフォーマンス向上が話題になったことは記憶に新しいですが、これは明らかに直前の2月から始まったiPhone4の再生産への対策とも考えられます。

iPhone4のユーザーにとってはこの途上国対応が思わぬ恩恵を受けることになり、逆に考えるとコンパクトな1号機の大きさを保ったまま最新のiOSを纏ったiPhone4、4sは可愛くて賢い、最近の大型化とは正反対のディバイスになったのです。

また量販店でiPhone4のアクセサリーも豊富に並んでいるのは、未だにiPhone4が現行商品として大活躍しているアジア圏の人が買っていくからかもしれない。中古の本体もアキバなどで出回っていてSIMロック解除アダプターと共にアジア系の観光客に売れているとか。*2




iPhone5を購入した2年前、役目を終えたiPhone4は、WIFIを使ったネットラジオ、または32GBのiPodとして退官後のんびり過ごしてもらうことにしました。ただその時のソフトバンクの新サービス、古いiPhoneに新しいSIMカードと電話番号をもらい基本料無料というプランで継続させました。もちろんWIFI以外では通信しないので毎月無料です。(間違って電話したら課金されますw)

それから2年、古い第一線を退いたiPhone4は陳腐化していくかとおもいきや、このような事情でまだまだ現役として活躍できる土壌ができた訳です。

今までiPhone4のOSをアップするのをためらってそのままにしていましたが、重い腰を上げてアップグレードしてみると全然問題なく、これでiCloudを通じて新しいiPhone6iPad2(こちらもiOS8にアップ)、Macbook ProOS X 10.9.5)が同じクラウド上でつながりました。

現在は途上国向けのiphone4の再生産は終了したそうですが、この前、iPhone6への機種変更のために古いiPhone5を下取りに出しましたが、それってリカバーしてアキバなどに並ぶだけじゃなく、もしかしたら途上国向けにSIMフリーに改造して安価で提供されたりするんでしょうか。ちょっと気になります。







▲iPhone4に入ってる音楽アプリ、7個のラジオアプリの他には、クラウド上にアップしたお気に入りの音楽がシェアできるSNSSONGDROP)や、「ミュージック」に入っている1650曲を曲の雰囲気で自動でプレイリスト化してくれるアプリ(GROOVE)、1960~2013年の間のその年の洋楽トップ100のリストとYOU TUBEなどへのリンクが収納されたみんなで盛り上がれそうな楽しいアプリ(洋楽ヒット曲)等々





▲ GROOVEはディバイスに入っている曲から様々なプレイリストを作ってくれる。デザインがいいから聴きたくなる。