野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">[一之宮]諏訪大社</span>


6月11日、諏訪大社に立ち寄った時の記録と調べたことなどを忘備録として簡単にまとめた。
信濃の一之宮である諏訪大社は、諏訪湖の南に上社本宮・前宮、北側に下社秋宮・春宮と4箇所の境内があり、行ったのは上社本宮(ほんみや)。






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諏訪大社といえば御柱祭。それは7年毎にあり、基本的には式年遷宮(ここでは宝殿遷座)の一環としての行事。上社本宮・前宮、下社春宮・秋宮それぞれ4本、合計16本の樅の大木を切り出し、祭りは上社と下社が日をずらして行われる。4月に山出し、5月に里曳きと人力だけで大木を運ぶ勇壮な祭り。最後の宝殿遷座祭が5月に下社、6月に上社と、2ヶ月以上かけて執り行われる。あの最も勇壮で危険な木落しは山出しの中である。上宮はV字型の目処梃子の美しさを競い、下社はスピード感のある勢いを競う。次は2016年、下社の木落しが最も盛り上がるそうだ。訪れた上社本宮の四隅にある御柱を見た。



御柱(二の柱)


御柱祭柱の先で人を乗せる目処梃子(めでてこ)


御柱祭の最後にある宝殿遷座。この宝殿は、諏訪大社で最も重要な本殿に代わるもので神輿が納められていて、7年毎に遷座する。ではご神体は何かと言うと、背後にある山。境内の地図には神体山と書いてあるが「御山」と呼ばれる。奈良の大神神社と同じようにその歴史の古いことが伺える。東西2つの宝殿があり今は西御宝殿に納められていた。


▲宝殿



しかし本宮のシンボルとなる建物は重要文化財となっている諏訪造の拝殿。残念ながら工事中だったので写真の拝殿は工事を隠している幕にプリントされたフェイクです(笑)



▲拝殿



諏訪大社は水の守護神でもあるが、珍しい温泉の出る明神湯がひっそりとあった