野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

日陰に咲く花

 
ケヤキのあった裏庭を解体して作ったキャンカーの駐車場の片隅に、少しばかりの寄せ植え花壇の土を4箇所残してあります。いまトネリコの木の下に少しずつ植えた草がひっそりと可憐な花を咲かせている…
 
一番小さな青い花忘れな草。ドイツ騎士の悲恋物語から名付けられたそうだけれど、実はこれはワスレナグサ属の花の総称。調べるとムラサキ科エゾムラサキというのがこの花の名前でした。
ひょろっと背の高い2つの花はどちらもユキノシタ科。ちょっと変わった淡いピンクの花がユキノシタで、葉に様々な薬効があるらしい。もうひとつの赤い花はアメリカ原産のツボサンゴ(ヒューケラ)。ユキノシタは日陰の岩場などに自生するから、小さな岩場をレイアウトすると趣があるかもしれないですね。
 
いまバラが全開の明るいフロントヤードに比べると、北西に位置する静かな裏庭。まだ未完の、猫の額ほどのスペースだけれど、それでも季節を感じさせてくれる多年草の生態系を少しずつ造っていくのもガーデニングの楽しみです。
 
 
 

▲左の隅にひとつだけ咲いたヒメシャガ(アヤメ科)が見える
 

▲エゾムラサキ(ムラサキ科 ワスレナグサ属)
 
 

ツボサンゴ(ヒューケラ)(ユキノシタ科)