今年に入っていくつかの旅のプランの中の1つに神社巡りというのがあります。
以前日帰りドライブではよく京都や奈良の寺社巡りをしたものですが、改めて神社と思ったきっかけになったのは、琵琶湖に浮かぶ4つの島のひとつ、霊島と言われる信仰の島、竹生島にある神社の紀行文でした。この神社は神仏分離の後、津久夫須麻神社と宝巌寺と分かれていますが、サイトを見る限り竹生島神社として今でも融合しているようにも見えます。
その神社を紹介していた大きな見開き写真が印象的でした。広い湖面を背景にした鳥居の写真は琵琶湖の龍神への崇拝や畏敬の念を感じるものでした。また琵琶湖という名前が生まれた説としてこの宝巌寺の起源となった弁財天が手に持つ琵琶の話など、大きな湖に浮かぶ小さな島の歴史には興味はつきないものでした。
神社を宗教というより、日本人の日常生活の中にある行事や習慣などもっと土着な生活に根ざしたものとして理解を深めようという今回の神社巡り。そのひとつのテーマに、この一の宮巡りも一つの方法かもしれないと思ったわけです。となるとまずは畿内の筆頭、何度も近くまで行ってるのに一度も行ったことがないという大神神社(奈良三輪山)からでしょうか・・・