紅葉真っ盛り、近場のお手軽コースで秋を満喫。プランは、高槻の隠れ紅葉スポット神峯山寺(かぶざんじ)と摂津峡の温泉とグルメ。大阪と京都の間にあるベッドタウン高槻は、住宅地の奥に田園風景が広がり、さらに摂津峡という深い自然に容易にアクセスできる。
まずランチの前に温泉に向かう。強烈なヌメリ感で人気の美人湯「祥風苑」に着くとなんと臨時休業!しかし怯まず本館「山水館」に電話すると11時から日帰り温泉OK。図らずも、摂津峡の露天風呂初体験ということになった。車で5分ほどだったが、対向車は完全アウトの狭い上り坂の先にあった。
露天風呂から見える借景に紅葉はなかったけれど、谷川の温泉でのんびり癒やされた。風呂の後は、一軒家レストラン「キッチンスヌーグ」。メニューはパスタランチを選択、かみさんも大満足!人気なのも納得。食後のデザートの時、店内に優雅なフランス語の歌が流れ始めた。ふとフランス映画「マルセルの夏」を思い出し、蝉が賑やかな森のレストランの夏もいいかもしれないと思った。
▲印象に残ったのは前菜のサラダ(右上)にトップングされたブレザオーラ(牛肉の生ハム)
レストランを後にして、最後の目的地神峯山寺に到着。何年ぶりだろうか、今日で二度目。ゆっくりとした山寺の晩秋の景色に癒やされる。京都とは違う、静かな山寺の紅葉もいいものだ。高山の霊場として栄えた寺の周辺では鹿も見られるらしい。帰り道、かみさんは地元の野菜を買うこともできた。のんびりと秋を感じたMINIのオープンドライブでした。