野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">Antiques & Cafe 増殖中</span>


今日は最新の完全地元ネタ… 最近、北摂箕面船場に増殖するアンティークショップのレポ。つい1ヶ月近く前に新御堂筋沿いに新しい西洋骨董店がオープンしたのを車から発見、帰ってネットで調べてみると行ったことのない店も含め7店舗くらいになってたので、グーグルマップに最新情報をまとめてみた。[マップはこちらです→ http://goo.gl/maps/qvCNL ]

さらにもう1軒工事中の店があり、何ができるのか気になっていたが、先日運転中に偶然グランドオープン直後に遭遇。看板を見ると、CAFEの文字。それにおや?店の前で、帰るお客さんに挨拶をしてる男性の顔はあの吉本のNK師匠!帰ってネットで調べたら、その「BANZAI CAFE」は師匠の娘さんの店らしく、「ヘレンさんのハンバーグ」がオススメのようだった。また、その日と前後して有名なパンケーキの姉妹店もオープンした。(私には全く関係ない店ですが~笑)ということで、点在するカフェも地図の中に入れてみた。(さらに実質的にオススメの飯屋、天ぷらと中華の2軒も入れておきました)

箕面船場繊維団地は繊維関係のオフィスや倉庫街として70年代にできた。最近は、アパレル雑貨関係のお店やカフェの演出としてアンティーク家具を使うことも多く、そんな関係で老朽化したり使われなくなったオフィスや倉庫を利用したアンティークショップが増えてきている。

ところで、この箕面船場アンティークショップの歴史を考える上で、忘れられない店がある。その店は新御堂沿いにあった「D’s Antique」という大きなデパートのようなアンティークショップ。広いビルの4フロアくらいに、足の踏み場もないくらいにぎっしりと商品が並んでいた。裏口の工房ではいつも船便で届いたアンティークの修復作業をしていた。多分、海外の買い付けから修復まで、アンティークを商品化していく多くの人材がそこで育ったと想像できる。というのも、今回何店か回って店の人と話をすると、必ずその店の名前が出てくるし、その関係者だったりした。D’s Antiqueは「赤川英」というアパレルメーカーが、その資金力であのような大型で徹底した趣味的アンティークショップを維持させることができたのだろ。特に1階の部分は、アウトドア的なテイストを加えたり目まぐるしく実験的な店舗に変化していった。そして、店はなくなったが、そのDNAを受け継ぎ「ダブルデイ」という雑貨中心の阪急系列の店として今は各地に展開をしているが、この箕面店は、やはりいまだにアンティークの在庫が多く、少しだけ当時を偲ばせていた。

…ということで、いくつかの店の写真レポです。




▲Twin Antiqueは最近オープンしたばかり。1Fにカフェを作る準備中だった(上)奥にテディベアの部屋(下)


▲Antique Chouetteは1周年。この12月の中旬には船便が入って2フロアが満杯になるそうだ。



▲Buff Stockyardは2フロアにざっくりとしたアメリカンテイストのアンティークが並ぶ。裏側にパンケーキの店オープン




▲Antiques Midiは倉庫の2階にあるフレンチテイストの店で中崎町JR高架下にもある



箕面の老舗D's Antiqueの流れをくむダブルデイ箕面店には店の奥に北欧風アンティークが並ぶ


▲この「ポパンクール・カフェ」のようにいくつもの個性的なカフェが点在する



▲ビル裏側の配送場のエレベーターから3Fに上がると、正面にショップ「バランクール」、右奥にCafe Matin。
カフェからは箕面の山が一望でき気持ちがいい。