野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

T4エンジンからの異音 1:様々な原因を探る

 
南乗鞍の急坂で始まったエンジン周辺からの異音問題、今日はT4専門、いつものPGさんに行ってきた。まずカタカタというその異音発症の状況をまとめると…
 
最初に症状に気がついた時は…急坂が20~30分続いた道路上で、3回ほどオーバーヒートの警告ランプが点灯し、その都度、ボンネットを開けて冷ましたその後のこと…
 
・音がする場所はエンジン周辺
・急坂上りが続く中、アクセルを踏む時に異音
・坂道&高速で長時間走行時、エンジンが熱くなっている時、平坦な所でも低速時に異音
・朝始めて車を走らせた時、エンジンがまだ熱くない場合、坂道でも異音なし
 
以上を総合すると、「エンジンが熱い時、1速の時のみカタカタという異音がアクセルを踏むと始まり、2速以上?ギアが変わるとその音は消える」
 
PGさんには事前に録音したそのカタカタ音をメールで送っておいた。「T4では過去にドライブシャフトのボルトの緩みで走行不能になった事例があった。原因としては駆動系が考えられるが、A/Tの問題でないことを祈ります」という返事だった。ところが、昨日からの久しぶりの雨で今日は気温がかなり低くなったせいか、PGさんまでの30分くらいのドライブでは全く症状が出なかった。そうなると、原因の特定は難しく、取り敢えずA/Tオイルを交換、しばらく様子見ということになった。そういえば、もう2年半ほど交換していない。走行距離にして24,000kmくらい。
 
2度ほどオイル洗浄後、新しいA/Tオイルに交換。ところが、作業をしてもらっていたら、エンジンを冷やす2個のファンのうち、なんと1個が回っていないことが判明!オーバーヒート警告ランプはそれが原因だったのだ。ファンはよく見えない位置にあるけれども、手で触るとかなり大きいのがわかる。ヒューズを取り替え、無事回るようになった。
 
ということで、はっきりとした原因のわからないまま帰路についたが、A/Tオイルを交換したし、ちゃんとファンも回っているし、なんとなく軽快に気持よく走ってくれているように感じた。もう9万キロは超えているけれど、まだまだ走ってもらわねば!