野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">1377m 伊吹山登山</span>


関西に一番近い標高1000m以上の山は多分、岐阜と滋賀の間にある伊吹山ではないでしょうか。先日、そのお花畑の写真が新聞に載っていたのを見て、少し見頃は過ぎていてそうだったが、お盆明けの今日夫婦で行ってきた。関ヶ原のインターを降りて、国道から伊吹山ドライブウェイに入ると一気に高低差1000mを駆け上るそのコースは急な坂道が続くことが想像された。先日の南乗鞍の急坂ドライブ以降キャンピングカーのエンジン付近から異音がする問題があり(明日ドック入りの予定)、今回はMINIで涼しいオープンドライブということにした。






お盆明けの月曜日の朝出発、それほど大きな渋滞もなかった。通行料3000円というドライブウェイの終点にある広い駐車場のスカイテラスでまずランチ。事前にレストランのメニューをネットで見るとほとんどが麺類などの糖質中心だったので、イグルーの小型クーラーボックスに有り合わせのものやコンビニや途中のSAで買ったものを急いで詰め込んできた。ところがまたしても過剰な量、車の中でスタンレーのクーラーランチボックス(実はあまり使っていない)に必要な物だけを入れ替えてスカイテラスへ運んだものの、登山前ということでかなりは持ち帰ることになる始末。食い意地が張ってる(笑)








頂上への高低差100mの登山コースは3種類。1km40分の西遊歩道コースで上り、帰りは階段の多い500mの中央遊歩道コースにした。(他に狭くて長い下り専用1.5kmの東遊歩道コースもある)西遊歩道コースは岩の間に同じ石灰岩の石ころが敷き詰めてあり比較的歩きやすい。バスの観光客も多く普通の靴で登っている人もいたけれど、やはり底の厚い登山靴とストックが圧倒的に登りやすいと思う。気温は26度くらいとは言え、直射日光が当たるとそれなりに暑く、結局オープンドライブは5分で中止にしたくらい。

頂上は平坦で広く、驚いたのはお店が多いこと。駐車場にはバス28台分のスペースがあるくらいだからシーズン中のこの頂上エリアもかなり混雑するのかもしれない。カキ氷の看板を見つけてまず一息つく。360度見渡せるなだらかな広い頂上エリアには絶景スポットがあちこちにあった。快晴であれば乗鞍から白山まで見渡せるのかもしれないが、残念ながら琵琶湖もよくわからなかった。













帰りは早い階段コースか、上りと同じコースか意見が分かれたが階段コースにした。絶えず足元を注意しながら膝に負担のかからないようにストックを使って一気に駐車場まで降りた。帰りに予定をしていた立寄地の須賀谷温泉に向かう途中、日帰り温泉「あねがわ温泉」を国道沿いに偶然発見。露天風呂の温泉湧出量は毎分39リットルとあまり多くないものの、小学生以下入場禁止で照明も暗め、全体に落ち着いた雰囲気。後楽園ラクーアにあるような一人用TV付き安楽椅子の並ぶ静かな部屋でくつろいで、登山で汗をした体をゆっくりと休めることができ…丸一日リフレッシュできました。