支笏湖の美笛キャンプ場をチェックアウトの前に、
炊事棟やトイレのある場所に停車して、ゴミ処理、ダンプ処理、
水の補充、カセットトイレの洗浄水の補充などひと通り済ませます。
支笏湖から苫小牧への一般道は、トドマツやカラマツの森を抜ける
ワインディンロードが続きます。オープンで走ると気持ちのいいコースです。
今日の最後の野営地は、苫小牧アルテン。
実は七種の湯があるという登別温泉に立ち寄るつもりでしたが、
洞爺湖に行かなくなったので往復のムダや、最後はのんびりしたいこと、
アルテンにも温泉があるということ、支笏湖で話した地元のキャンパーが
アルテンを絶賛していたことなどで登別をパスして早めにアルテンに行きました。
キャンプ場のゲートインの前に同じ敷地にある温泉でまず汗を流しました。
キャンプ場利用客は割引があります。湯は茶褐色の濁り湯の強塩泉でした。
いつも夕方ぎりぎりにチェックインですが、今日は13時を少し過ぎた
早い時間にチェックインしたので、ゆっくりできました。
設営したのは、広々としたオープンなサイトでしたが、
奥の方に見える林間サイトもテーブルセットに電源と流し付きのいい雰囲気です。
ネットでアルテンは公園のようと批判する意見もありました。
確かに昨日の美笛などに比べると、そうかもしれないですが、
整備され広々とした自然の癒し空間に、快適さ、清潔感、安心感などのバランスが
うまく調和して、一級のキャンプ場になっていると思いました。
若い頃にアメリカのキャンプ場を回ったことがありますが(撮影だけなので
利用してませんが)、自然そのものの森の所々に車のスペースと
ピクニックテーブルセットやシンプルなBBQコンロが目立たないように配置してあり
自然の中の快適性をうまくデザインしていると感じました。
今日は曇っていましたが、すっかりこの空間が気持よく、気に入ったし移動もないので、
昼間からビールを飲んで和んでしまいました。