今日はすごくピンポイントの話です。団塊の世代の自分にとって、最初のキャンピングカーへの思いを自問したときに、ひとつの答えが60年代のイギリスの歌手クリフ・リチャード主演の青春ミュージカル「サマーホリデー」にあります。ピンと来る団塊の世代の方もあるかもしれませんが、ほとんどのみなさんが、誰それ?なんだと思います。当時ヒットした「サマーホリデー」という曲を映画化したその内容は、二階建てロンドンバスで車中泊しながら、男女の若者グループが夏休みにヨーロッパ旅行をする。その間にいろんな事件に遭遇すると言う他愛もないロードムービーです。当時1960年代、昭和の日本で高校生だった自分にとっては、きらきらと輝く遠い憧れの世界でした。いまはCDしか入手できないので、そのバスの中がどんな風になっていたのか記憶にないですが、実際に今改造したとしたら、なかなか楽しい二階建てキャンピングカーになるんじゃないかと想像します。