最後の日に行った、由布院鳥越にある「庄屋の館」のナトリウム塩化物硫黄泉は強烈に印象的なコバルトブルーの湯だった。90度以上のお湯が掛け流しになっていて、広い露天風呂の位置によって温度が異なるから自分の適温箇所を探していけばいい。午前中の早い時間はひとり独占状態だったのでいろんな角度から写真を撮りまくった。岩の階段を上がると高い位置にも少し小さめの露天風呂があり、この写真はそこから撮ったもの。元々ここは離れが点在する広大な敷地の旅館内の施設にあり、秘湯巡りには稀な扇風機とエアコンのある座敷の休憩所があったし、食事処、足湯、飲泉、温泉たまごサービスなど、手作りのホスピタリティ溢れるところだった。別府にも同じようなブルーの温泉「いちのいで会館」という温泉付き食事処があるらしい。お昼は別府で人気の「徳丸ラーメン」に寄った後、最後に時間ができたので別府湾にある水族館「うみたまご」に立ち寄る。
そしてレンタカーで走り回った温泉三昧の三日間が終わり、一路空港へ。さらに、足を伸ばせば、最近人気の黒川温泉もあるし、別府だけでも明礬も含め、「別府八湯」という８カ所の個性的な温泉がある。またいつか今度はキャンピングカーで回るのはどうだろうか。空港について、最後にだんご（太めのうどん）をきな粉でまぶした地元名物、「やせうま」にもしっかりトライ。やはり食い意地張ってる？
