サイモンとガーファンクルの東京公演に行ってきました。思えば、今はなき大阪球場、西宮球場での球場ライブ以来の久々の再会。昔に比べればPAの音や巨大モニターの映像も進歩して、音楽の質的なライブ感は十分伝わり、予想以上に感動的だった。
"Old Friends"から始まり、”A Hazy Shade of Winter"~"I Am a Rock"~"America"と数々の名曲が続き、”Homeward Bound"まで、気がついたらかなり涙腺が緩んでいた。
中間にそれぞれのソロがあり、ガーファンクルの甘いAORが続いた時にトイレとアルコール補給、そしてサイモンのソロが始まるとレゲエとロックをミックスしたようなアップテンポの曲で盛り上がり、"The Only Living Boy in New York"~"My Little Town"~"Bridge Over Troubled Water"と最大のピークへと突入。やっと2階席でもスタンディング状態となったところで二人は退場。
アンコールの拍手の中から始まった"The Sounds of Silence"で東京ドームはさらなる大きな感動の頂きに突入。二度のアンコールに応えて、最後の公演といわれているライブは幕を閉じた。
行く前はもう枯れているんじゃないかと、ちょっと不安だったけれど、やっぱり67歳にしてまだまだ健在。ただし、巨大モニターには決して二人のアップは映さなかったですねえ(笑)