久しぶりに築地場内の「市場の厨房」に行った。元々予約を取らない店として始まったこの店も今は予約がないとまず座れないほど、いつも魚好きの人たちでにぎわっている。新橋の「魚金」も安くてボリュームのある魚料理であっという間に店数を増やして、どの店も満杯だけど、ここは人気のない真っ暗な市場の中にあるという不思議なロケーションとすっきりとした店内とのギャップにちょっとしたサプライズがあり、魚金のように量もあるので、四、五人くらいの仲間で行くといい。「本マグロ食べ比べ」はいろんな部位をセットにしたおすすめメニューになっているが、それよりもたっぷりの具材入りの特大サイズ自家製がんもどきは必ず注文する迫力の一品。ふっくらとやわらかく揚げ煮してあり、しっかりした味だ。
その後、築地を歩いて、旧電通ビルのところにあるダイニングバー「ルージュ」に寄った。酒のあてに注文したシーザーサラダはパルミジャーナをスライスした本格的な仕上がり。雰囲気は築地にしては悪くないし、２時までやってるけれど、ちょっとCP悪い。
