焼肉の概念が変わるという焼肉店「よろにく」でADのＴさんにご馳走になりました。業界人の多い青山骨董通りの裏道にあるそのこだわりの焼肉キュイジーヌは多くのブログで紹介されてるのでここではあまり詳細は書きませんが、以前このブログに書いた築地の肉屋で本店が人形町にあるすきやきの「日山」の特選牛肉を使用しているということだから、この界隈に在りがちな格好だけの店でなく、ホンキの本物。
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ミスジとかイチボとかシルキーロースとかいろんな部位をその肉に合った焼き加減といくつかのタレの中から一つ一つ説明を聞きながらいただきます。肉によっては片面５秒とか焼く時間も指定される。これも最近よくあるこだわりの演出でもあり、期待感の肉付け効果もあるが、やはり美味しい素材を美味しくいただくというコンセプトがうれしい。頼めば目の前で焼いてもくれる。
とにかく、上質の肉を少しずつ味わえるので、ビール飲んで煙の中で汗掻きながらガンガンというような焼肉ではない。赤ワインを飲んでる客が多く、ゆっくり楽しめる。コースの〆にはそうめんですっきりというのも気が利いている。
他の客が不思議なデザートを食べていたが、それはどうやら「ほうじ茶のかき氷」で絶品らしい。次回には是非！店にはバーの部屋もあり食事の後に飲むこともできたが一先ず店を出た。
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店を出て久しぶりに西麻布のライブラリーバー「テーゼ」に行ってきた。移転する前の店の方が７０年代の匂いがあって書棚の脇の小さなテーブルのランプの灯りで酒を飲みながら書棚のアート本を開くという雰囲気だったけれど、やや抑えた感じで書棚は単なるインテリアになっていた。それでも初めてのＴさんは結構気に入ってくれた。
