野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">熊野古道と魚三昧@紀伊長島</span>

GWに安くなった高速でどこかに行きたい、でも渋滞は避けたい!と計画したのが、南三重の紀伊長島から尾鷲で熊野古道の散策と美味い魚を堪能するRVの旅。関西からは名神新名神伊勢道紀勢道→R42というコースで行きは少し渋滞はあったものの、帰りはほとんど渋滞なしで快適でした。(しかし、VWT4のエンジンがまたしても不具合でちょっとハラハラされられましたがこれは別稿で)




まず一日目はキャンプ場ではなく紀伊長島の温泉のある海辺の「ホテル季の座(ときのざ)」に宿泊。料理は紀伊長島港の魚をふんだんに使った料理、朝食はテーブルの炭火コンロでいろいろな干物の食べ放題。二日目は道の駅海山の近くの鷲毛バス停駐車場にRVを停めて、登山口から馬越峠を通って尾鷲までの熊野古道伊勢路のほんの一部の3時間コースに挑戦。膝が弱いので両手のストックで支えながらひたすら続く石畳と檜の深山の中の歴史ある古道登山を体験。峠を越えて古道は尾鷲の町に出る。下山口をまっすぐ歩いて行くと観光協会に辿り着き、尾鷲港に水揚げされた魚の店「はし佐商店」を紹介してもらった。「ミートショップたなか」も立寄り、キャンプの食材を抱えて、RVを停めてある鷲毛までタクシーで2000円弱の距離を戻りました。初めての熊野古道体験でレインウエアなど万全の体制で臨み正解でしたが、意外と犬連れの散歩のような人もいました。




そして再びRVに乗り、向かった孫太郎オートキャンプ場は海釣りの海岸に面した明るいキャンプ場だった。目の前の湾内の砂利の遠浅海岸は遊泳禁止だがいい漁場らしく、海岸やボートで釣りを楽しむ家族連れが多かった。近くには公営プールもある。近くの温泉は前泊のホテルか古里温泉がある。そして、その日は尾鷲で入手した新鮮な食材(鯛とイサキと鬼エビと巨大牡蠣と紀和牛のカルビ)の炭火焼を堪能した。






RVのサイトは30Aの電源があるだけでダンプ処理施設や水道は設置されてなかったが清潔で管理の行き届いた気持ちのいいキャンプ場だった。深夜から生憎の雨で、朝オーニングにかなり雨水がたまっていたので慌てて斜めに調整、やばいやばい。




行きも帰りも一日で出会ったRVは十台くらい。特に対向車がRVだとお互い結構手を振るし、中に一台、窓から手を出して激しく振ってくる若者がいて思わず家内とにっと笑ってしまい、RVならではの楽しさを感じた旅でした。

←寝ている間に雨量が多くなり、オーニングにかなり水が溜まり破損する恐れがあったので、慌てて傾けた。