侮れない八丁堀シリーズ、その次の目標店は友人から聞いていたとんかつの「かつ新」だったのだけれど、今まで行く機会がなかった。今日は関西から出張の食いもんにはうるさい先輩Oさんと久しぶりに築地界隈で会食の機会があり、その店に行ってきました。
結果から言うと、味、接客サービスなどいろいろ厳しいOさんの審査に見事合格！とても満足して帰られました。注文したのは、ハムカツ、焼鳥いろいろ、ポテサラ、にら玉、他…なぜかメインのとんかつは頼まなくて、最後の締めが本日の品書きからのこの焼きそば～なかなかB級な感じがいいでしょう？でもどの料理もとても良心的で誠実な美味しさでした。それはお店の雰囲気全体を包んでる感じでした。店の外観があまりに普通、というかはっきり言ってしょぼい感じだったのでちょっと心配だったけれど、店に入った瞬間に、あ、うまそう！というオーラに満ちてました。外に比べて、室内はとても明るく清潔な感じだったのと、オープンな厨房の中の人数と年季の入った職人的料理人と娘さんらしき給仕さん。なんと言ったらいいのでしょうか、下町の良店共通のオーラとしか言いようがない空気がそこにはあったのでした。今度はとりあえず、メインのとんかつ定食を食べてみたい。
あ、そうそう食い気だけじゃなく、今日のOさんのお話で薦められた杉本博司の「苔のむすまで」。早速ネットで注文しなくちゃ。それにブルータスの特集もあった。大阪中ノ島の国立国際美術館での展覧会は６月までだからとにかく杉本ワールドへ急げ。最近すっかり食い意地ブログ化してるし…
かつ新 ★★★☆☆
