野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">Yosemiteの改悪、写真アプリ</span>



 新しいマックはOSがYosemiteにアップデートされましたが、その中でなぜかいままで使っていたiPhotoが消え「写真」というアプリに変わりました。iPhoneとの相性をよくするために同じ名称とアイコンに変わったわけですが、これはまだ使わずにiPhotoをダウンロードして使う方がいいようです。と言っても私は知らずに使ってしまいましたが、ネット上にも改悪という評判で、今日アップルのサポートに電話してそれが判明。これからもし、Yosemiteにアップデートしてその「写真」を使おうとする人のために何が変わったかレポします。

 ひとつは写真アプリから写真を修正する場合、いままでならiPhotoの写真をPhotoshopのアイコンにドラッグすれば、Photoshopが立ち上がっていましたが、それができなくなりました。確認のために、Safariやテキストエディットなどでもドラッグで写真が見れるはずでしたが、新しい写真アプリはダメ、そればかりか写真を移動させてグループ分けまでもできなくなってます。要はドラッグ&ドロップというマックに共通の基本作動ができなくなりました。これって長くマックに慣れ親しんだ人にはマックの基本のはず。なぜそれを止めたのか全くの謎!(ただ、写真アプリから写真をデスクトップにドラッグ&ドロップするのは可能なので、そのデスクトップに保存された写真のアイコンをPhotoshopにドラッグして立ち上げは可能、でも面倒ですね!)

 もうひとつはいままでのiPhotoでは「撮影地」という項目を選べば、地図上から写真を探し当てることができましたが、その機能がなくなりました。多くの写真の中からその撮影地の写真だけを探したい時には便利な機能でしたが、これもなぜでしょう。

 ただよくなった点も書いておきます。それはパノラマ、ビデオ、タイムラプスなどだけの選択項目がきたこと。また写真に写っている人をまとめる「人々」の機能はかなり充実してきました。勝手にマックが友達毎の写真帖を作ってくれるわけですが、顔認識の精度も上がってきて、使い勝手もよくなってきました。
 また、イベント毎のスライドショーが音楽付きで簡単に見られるように、分類されたウインドウの端に▶︎の再生ボタンが現れたりしますが、こんなの使うんでしょうか?そんな余計な機能よりも、基本作動のドロップ&ドラッグをなくしたのはアップルとして大問題。サポートを受けたスタッフもそれはおかしいと賛同してくれ、また写真担当の上席スタッフからもそのような意見が多く出ているというコメント。秋のOSのバージョンアップの際に改良されるかどうかはわかりませんが、それまではiPhotoの方を使ってくださいということでした。






▲左がiPhoto、右が写真アプリ、見ただけでは同じですが‥


▲新しい写真アプリの余計な機能、スライドショーの音楽等を選択できる