野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">Apple Musicが始まった!</span>



 先日の7月1日から、Apple Musicが始まりました。お試し期間3ヶ月無料です。
 このiPhoneiTunes(Mac&WindowsPC)の新しいストリーミングサービス、何百万曲が毎月980円で聴き放題。早速試してみましたが、新しい音楽の聴き方としては結構インパクトがあり、新しい時代が始まった感があります。様々な機能を一言で言うのは難しいですが、まるでキュレーターが導いてくれる自分だけのネットラジオの進化形、オンデマンドの音楽配信とも言えます。ただ、今後アップルがどれだけ多くのアーティストを取り込めるか、自分の聴いた履歴がどう生かされて自分好みのプレイリストを提案してくれるか、その成り行きによってこの定額制が高いか、安いか、期待するところです。

 ではどんなふうに使えるかですが、具体的にはパソコンのiTunes、またはiPhoneのミュージックを最新のバージョンにアップグレードしてから、Apple Musicのアカウントを作ると新しいメニューバーが使えるようになります。For You、New、Radio、Connect の4項目。まず好きな音楽ジャンルやアーチスト名が提示されるので、選択していきます。

 すると、For Youでは、選択した好みに応じた様々なプレイリストが並びます。「日曜の朝に聴きたいフォーク」「A&Mレコード:1970年代のシンガーソングライターたち」「ビッグヒッツ:2000年代大人のためのヒット曲」「隠れた名曲:シャデー」…うう、なんかいい感じです。気に入ったものはハートのマークをクリックしておきます。何を聴いたかも履歴にも残ります。

 NewはAppleMusicのスタッフがおすすめする新曲のリストとプレイリスト。
 Radioはネットラジオ。ジャズからクラシックまでいろいろとありますが、AppleMusicとしてはbeats 1のチャンネルが目玉です。やはり今回のAppleMusicを立ち上げにあたっては、昨年アップルがビーツミュージックを買収した時点から始まっていたことがわかるし、そのストリーミングサービスの未来に並々ならぬ本気が見えます。
 そしてConnectはアーティストとファンを繋ぐSNSのようなものでしょうか?まだこれからどう進化するかよくわかりませんが、ただここでは好きなアーティストを検索すると、そのリストの中に「ラジオ」が選択できます。要はそのアーティスト専門ラジオ局が聴ける訳ですが、本人以外の選曲もあって、その背景を考えるのもなかなか興味深いです。

 今後3ヶ月の無料期間を過ぎて、その後の定額制がお得かどうか?どの程度支持されるか?アップルの手腕が試されます。




iTunesをアップグレード



▲For Youでアップルが提案したプレイリストの一部


▲プレイリストの中身


iPhoneの画面、右からFor You、New、Radio



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