野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">コーヒーフレッシュの罪</span>



 「コーヒーフレッシュ」とか、単に「フレッシュ」といえば、コーヒーを飲むときに付いてくる小さなポーション入りのミルクのようなものですが、この言い方、どうやら関西や中京地区だけらしいのです。

 ならば他の地域ではどう呼んでるのか、ウィキを見ると「クリーム」とか「ミルク」などとありますが、実は全く乳製品でないのはご承知のとおり。

 こんな植物性油に水と乳化剤で生クリームのようにした偽物が、スタバやタリーズなどのコーヒー専門店にも普通にあります。ただ、スタバにはポットに入った牛乳が置いてあり、街の古い喫茶店なら昔ながら生クリームを持ってきてくれたりするのはうれしいです。

 しかし、こんな植物油のフェイクなコーヒーフレッシュを全盛にしてしまった犯人は一体誰なんだ!と調べてみると、アメリカのカーネーション社が1958年に発売した「コーヒーメイト」が最初でした。そうか、スジャータやメロディアンミニより前です。カーネーション社はその後ネスレに買収され、今でもアメリカなどではいろいろなフレーバー付きの「コーヒーメイト」を販売、国内ではネスレからはクレマトップが販売されています。








 私の場合は、まずいと思いながらも以前は使っていた時もありましたが、今は全く使いません。牛乳由来の製品として唯一森永のクリープがありますが、家ではもっぱら牛乳です。昔、アメリカのスーパーにはハーフ&ハーフという生クリームと牛乳をミックスしたものが売っていて、生クリームではちょっと濃厚すぎると思うコーヒー好きにはちょうどよく、日本にもあったらいいなと思ってましたが、今でもアメリカでは売ってるのでしょうか。
 生クリームがいつの間にかコーヒーフレッシュに代わってしまったのは、バターに対するマーガリンの淘汰の関係にも似て悲しく恐いです。

 ここまでブログの特権、一方的に書きました。いつもご愛用の方にはこれはあくまで個人的嗜好の意見ですので(^^)