丹後半島の海沿いの国道178号が山側のトンネルに入るところから、立岩や道の駅てんきてんきに至る、国道から離れた海沿いの小さな集落が間人、そこにある漁港に間人蟹が水揚げされます。この漁港では限られた数の小型底引き網船が近海ものだけを水揚げすることや、冬の荒れた天候の時には漁ができないために「幻の蟹」とも言われるほどのブランドになっているのでしょう。何軒か間人蟹を出す宿(炭平、寿海亭他)がありますが、一度行ってみたいものです。
ところが先日、道の駅丹後王国食のみやこに行った時、園内案内にフードコートなどが集まった広場の名前が「間人広場」と書いてありましたが、間人に「はしうど」というルビが入っていました。そういえば、立岩のところにある温泉旅館の名前が「はしうど荘」でしたが、それが間人とは!果たして、たいざ=はしうど、その意味は?。
間人の文字からすると、どうやら「はしうど」が正しいようですが、それがなぜ「たいざ」になったんでしょうか?ちょっとググってみると、京丹後市の観光協会のサイトに解説がありました。それは聖徳太子の母、間人皇后のことでした。(詳しくは京丹後市観光協会のページ)
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