野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">石垣島をドライブ</span>



3日間の八重山諸島の旅も最終日は完全に雨、シュノーケリングはあきらめ最後に石垣島観光をすることにした。移動は観光バスよりコスパと効率がいいレンタカーと決め、朝食バイキングの後、ネットと電話を使って乗り捨てのできる店を申し込んでおいた。
はいむるぶしを後に船は石垣島に到着。港には中国からの大型客船が横付けされていた。港のターミナルの前には空港から陸送したレンタカーが到着、雨の中を車に乗り込むと車体のキズチェックなどもなく手続きはあっという間に終わった。すぐに車を走ること5分、かみさんが探した海辺のカフェ「島野菜カフェ リハロウビーチ」でヘルシーなランチとなった。














食事の後向かう唯一の目的地はミシュランの星に輝くという川平湾。ところが車を走らせてすぐに二人の携帯に変な音が鳴り始めた。かみさんがチェックしてみるとそれは緊急避難情報でその後も二度目の音が始まり焦るかみさん。津波が来るので避難してください!!えーっ!海辺のカフェを出て海沿いの道を走るコースがナビに入ってるので、ナビを無視してとにかく内陸部に方向転換。ところが運転しながら外の町の様子を見ると避難してそうな気配はない。もしや・・・そうです試験電波。旅先でそんなことになるとは。

ということで、最初のナビのコースとは違う内陸部の道を走ることになったために突然遭遇したのが「石垣やいま村」。古い民家を移築して村落を山の中に再現している公園だった。せっかくだし時間もあるから立ち寄ってみると、やけに中国人が多かった。
そこから川平湾まではそれほど時間もかからなかったが、そこでもやはり中国人が多かった。実は港で見た大型客船からの観光客だった。











車の返却までにはずいぶんと時間があったがもう行くところもないから空港に車を返却することにした。ところが予測よりは早く着いたので、車を停めてムックを調べて最後にひとつだけお店に行くことにした。ナビに入れるとほとんど数分で着く場所にある。農道のような道を走り車を降りて突然のジャングルのような茂みを入っていくと、巨大なガジュマルの前に古い家があり、そこが工芸教室と工芸品の店「やむちん館工房」だった。気に入った食器を買い、そこから数分で空港エリア。レンタカーの返却の仕方も簡単。ガソリンを満タンにして車を空港前の駐車場に駐め、車のキーとガソリンレシートとをグローブボックスに入れ、電話して車を駐めたレーンの番号を言うだけ。こんなところにも島人の心意気を垣間見たような気がした。(終)