またまた、正しいカフェ飯・ステーキフリットです。
ブラブラと店を探して西銀座を歩いていると、ふと高級お好み焼きの「千房」の小さな店の前を通った。亡くなった大先輩にごちそうしてもらって、三人で楽しく歓談したことを思い出した。こんなところにあったんだ！
店をやり過ごしてすぐに、泰明小学校の向かいには、正しいカフェ、オーバカナル銀座店があった。暑いし、力つけなくちゃいけないし、やはり肉だ！ステーキフリットだ！しかも、リースリングの文字が見えた！もうこれしかない、と店に入る。
暑い季節に爽やかなリースリング。それに大ぶりの肉。糖質制限のスターターとしての野菜は、ニース風サラダと、これまた正しいフレンチカフェメニュー。王道というべきか。山盛りのフリット（フレンチフライドポテト）には、甘いケチャップじゃなく、滑らかで酸味の効いたフレンチマスタードが程よく油気を抑えてくれる。それに少しのバゲット。赤ワインがいいのかもしれないけれど、蒸し暑い日にはリースリングの爽やかさが、この永遠のフランス定食には似合っているように思う。
かくしてフレンチビジネスマンの正しくシンプルな普段着のカフェ・ランチは、いつも満足感で心も腹も満たしてくれるのでした。
