５月の末から４日間、マイレージを使って長崎に行ってきました。ハウステンボスに２泊、長崎に１泊。まず１日目は終日ハウステンボス、２日目は日本の磁器発祥の地有田を巡り、３日目は長崎で幕末を体験する卓袱（しっぽく）料理、そして最後の４日目は岩崎弥太郎と軍艦島…と、盛りだくさんの旅でした。
宿泊したのはハウステンボスの南に連接するヴィラ。森に囲まれた池の周囲のイングリッシュガーデンに２階建ての小さな家が続き、部屋のリビングから続く庭やウッドデッキからは、池の住人であるつがいの白鳥、鴨の親子、ゴイサギが一日中見ることができ、オランダと言うよりはコッツウォルズのようなのんびりと癒される空間になっています。（ここは直前にネット予約しましたが予想外の良心価格でした！）
さて、ハウステンボスには北側の正面ゲートから「入国」。バラが咲き乱れ、運河には遊覧ボート、平和な風景のオランダの街並みを歩いていくと、建物の中は万博パビリオンのような様々なエンタテインメントが用意されています。一番強烈だったのは、「５Dミラクルツアー」。S社の６０インチ液晶が１６０枚、上下左右正面に張り巡らされていて、かなりの迫力です。巨大液晶空間のCG映像は、IMAXシアターに比べると小型だけれど、スクリーンに投影されたものに比べるとケタ違いの鮮やかさで、座席の動きと相まって、その浮遊感は気持ち悪くなるほどインパクトありました。いくつか気になる建物に入り、遊覧ボートに揺られ、散策をして夕方が近づいてくると、咲き乱れるバラがライトアップされ、昼とは違う華やかさになります。そして閉園が近づくと、２箇所の建物の壁面に、いま流行りの3Dプロジェクションマッピングが始まり、週末には花火が最後を飾ります。
２日目は入園せず、正面入国ゲートにあるレンタカー店で車を借りて有田へのドライブ。夜は車をホテルの駐車場に停めて、ヴィラから近いハーバータウンにある「レッドロブスター」でアメリカンシーフードの夕食、最後に最南端にあるパレスハウステンボスのバロック式ガーデンのライトアップを楽しみました。（以前はこのライトアップは３月で終わっていたそうです）さて、次回は日本の磁器の歴史を訪ねる有田への一日観光のレポです。
