結婚記念日にトルコ料理店に行ってきた。
世界三大料理のひとつと言われるトルコ料理は、今まで数回しか行ったことがない。神戸と渋谷の小さな店。それに、若いころ、アメリカのウエストウッドの学生街のフードコート…と、どれも世界三大料理という豪華なイメージはないけれど、なんとなくヘルシーで独特の味わいがあり、最後に友人たちと行った渋谷の小さな店では、どの料理も美味しくいい印象だった。
大阪では行ったことがないので、ネットで見つけたのが心斎橋にある「ナザール」という店。あの「バラの木」の数軒先のビルの2階。今まで行ったトルコ料理店では一番広い。コースだと最後の串焼きのケバブの量が多そうだったので、アラカルトでいろいろ少しずつ注文してちょうどよかった。「ナザール」というのはトルコ語で「目」。お守りに青い目の形のものがよく使われるらしい。
お酒はトルコのアニスとぶどうの酒「ラク」にしてみた。アニスといえば独特の香りで、フランスのペルノーやギリシャのウーゾが有名だけど、このラクはペルノーほどクセがなく、水割りしてもそれほど白濁しない。小さいボトルが売り切れていたのでハーフボトルにしたけれど、45度だからウイスキーより少し濃い。
前菜の盛り合わせ、野菜のヨーグルト和えや野菜のムースなどヘルシー。
ほうれん草のリゾット、トッピングはサワークリームのようなもの
チーズの春巻きは酒に合う。
ドルマの盛り合わせ。ドルマというのは巻いたり、詰め物をしたもので、一番ポピュラーなのは米を葡萄の葉で包んだもの。他に椎茸にチーズを詰めたもの、海老は特に何か詰めた感じでもなかった。奥に見えるのはトルコパン。
ケバブの盛り合わせ、羊のひき肉と鶏肉。この一人前でちょうどよかった。
デザートは有名なトルコアイスとライスプリン（写真なし）。そうか、ライスプディングというのは、トルコ料理だったのか！？ かみさんは紅茶、私は好きなトルココーヒーはパスして、最後までボトルの酒を飲み続けましたが、飲みきれずお持ち帰りしました。このお店、週末はベリーダンスショーがあるらしい。
