久しぶりの電車の旅、冬の金沢で会合参加。車窓の雪を見ながら昼前に駅に到着して、タクシーで直行したのは有名になったハントンライスの老舗グリルオーツカ。1957年に創業と看板には書いてあったが初めての訪問だ。周辺の香林坊の細い裏通りは70年代には8番らーめんや讃岐うどんの店があったがすっかり変わってしまった。そこに取り残されたような期待通りの昭和なB級洋食店。店に入るとお客さんの殆どがハントンライスを注文していた。
その後は友人たちと合流して、市内某所での行事に参加。夜、ホテルで開催された宴会は2次会まで盛り上がった。11時を過ぎにお開きになった後、数人で3次会に繰り出す。昔あった店はほとんど今はなく、あってもその時間帯で開いている店を探すのは至難の業。でもふらふら歩いて1軒見つかったのは「赤玉」というおでん屋。本店ではなく野町にある金劇店。縄暖簾はないものの、この店も加賀庶民料理を味わえる昭和2年創業の正統居酒屋だ。（残念ながら写真はありません）
翌日は定番の近江町市場に立ち寄り、回転寿司「大倉」でランチ。日曜でも市場は観光客で賑わう。好物ののどぐろの開きを夕食用に買い、雪の舞う金沢を後にした。たまには電車の一人旅もいいものですね。
▲回転とは言え、のどぐろや白えびがある
▲遷り変わる街に残る数少ない70年代の店「もっきりや」
