家のポトフは翌日カレーに変身する、という法則はわりに一般的のようですが、今日はそれをぎゅっと味の締まった黒カレーにしてみた。かみさんが作って残ったトマト味のポトフ、翌日スープと具材を別々にし、ブラウンソースを作る。鍋にバターを溶かし、そこに小麦粉とカレー粉を入れて弱火で炒める。温度が上がるにつれ香ばしい煙が立ち上り、ルーはどんどん焦茶色になっていく。黒く焦げる直前、別々にしておいたポトフのスープを熱いルーに少しずつ加え、泡だて器などで溶かしていく。スープを全部溶かしたら、味見をして物足りなければ、カレー粉や市販カレールーのキューブを適宜加える。そして残った具材を食べやすいサイズにカットして加えると、濃厚なカレーシチューのできあがり。ワインとパンがよく合う。