今、神戸ではルミナリエが12日まで開催中だ。行ってみたいけど、かなり混んでいて流れに沿って3時間くらいかかるそうだから、やはり今年もパス。このイベントは元々阪神大震災の鎮魂と復興の趣旨で1995年に始まったから、うちのキャンパーと同い年。
某大手家電メーカー出身のIさんが、イタリアのデザイナーと企画したこのイベントはもうすっかり冬の神戸の風物詩となった。一時は東京の丸の内でもミレナリオとして開催もされていたけれど、今はもう神戸だけ。この語呂合わせのようなネーミングに笑ったものだけれど、今年はその発展型、家のイルミネーションのことを「イエナリオ」と言うのは関西だけなのでしょうか(笑)
またこの節電の流れで、石油ストーブが売れているらしいです。多少、マスコミが煽ってる嫌いはありますが、一方で使っていた昔のことを思い起こすと、エアコンやガスファンヒーターのようにうるさくなく、静かに燃えるストーブの暖かさが懐かしいような気がします。
と、長い前置きでしたが、突然石油ストーブを買って来ました。
家内とは話はしていたものの、買うとは言ってなく突然でした。
夕食が終わり、エアコンで温まった部屋の暖房から、買ってきた石油ストーブに切り替えようとセッティング。そして点火をしてみました。
「くさい~!!」台所で洗い物をしていた家内の叫び声!
多少は臭うけど、そんなに臭いとも思えへんけどなぁ。しかし家内はすぐに窓などを開け始める。そのうち臭いも収まるかと様子を見る。炎も最初よりは落ち着いてきている。
ところが家内は益々エスカレート!「頭が痛い~!!」
そういえば、かみさんって石油系の臭いには元々弱いと言ってたような気がする。そのうち、なんで勝手に買ってきたの、と語気は強くなるばかり。「父小屋で使ってよ!」父小屋とは、昔息子がネーミングした私のDIY部屋のこと。
仕方なく2階のリビングから階下の庭に張り出した狭い部屋に持っていく。冬は寒くて使えない父小屋は床が見えないくらい物置化していたので、きれいに片付けてから点火してみた。おっ、今までの電気ストーブより石油の方がかなり強力だ。そうなるとエアコンを使う寝室の書斎から、この小さな部屋でパソコンを使った方が節電になりそう。
と、パソコンもお引越し。これからの節電対策を考えてみると、広く温めるのではなく、狭く区切った生活圏をスポット的に温めた方がいいかもしれない。さらに、エアコンとガスの他に、この小さめの7千円弱の反射式石油ストーブをうまく使えば効果的。これでどの程度電気代に影響があるか様子をみることにしましょう。