野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

<span itemprop="headline">屈斜路湖~摩周湖</span>






チミケップ湖
チミケップホテルの朝、曇っていた空が晴れてきました。
湖のまわりの道路はほとんど舗装されていないことからも
このエリアの自然が守られ、ナチュラルトレイルも楽しめるようになっています。
しかし自然を愛するストイックなアウトドアズマンにとって、このホテルは
あまり好ましい存在ではなかったとも聞いています。

エゾリスの餌場を配した広々としたこのウッドデッキに佇む静かな時間は至福でした。
冬には湖が凍りワカサギ釣りやスノーシューが楽しめるのも魅力的です。
毎日早朝から除雪するので、普通の冬タイヤで大丈夫だと、
フロントのお母さんが仰ってました。










ホテルを後にして、本日の最初の目的地は屈斜路湖でランチです。
それを望む道の駅は開放的な気持ちのいい場所でした。360度のパノラマが
望めるということから、「ぐるっとパノラマ美幌峠」という名前、納得です。




この道の駅のレストランの天丼はオホーツクの海の幸と地元野菜満載です。
新鮮が素材なのか、結構美味かったです。
最初のプランでは、ここが今日のP泊地でしたが、
かみさんのリクエストポイントがあり、さらに東に行くことにしました。
ランチを終えると、雲行きがあやしくなり雷も聞こえてきたので先を急ぎます。









残念ながら期待していたコタン温泉は掃除日のため入れませんでした。
掃除の日は、入れた湯が冷める4時以降だそうです。
お蔭で写真はしっかり撮れましたが。




5分も走ると砂湯がありました。湖岸の砂を掘ると熱い湯で手も足も悲鳴を上げます。
でも、波打ち際を掘ると、砂から出てくる熱い湯と冷たい湖水が混じって適温になります。
和歌山の川湯温泉と同じです。つい夢中になって自分の砂の湯船を作るのも楽しかったです。









屈斜路湖から、期待した摩周湖へ。
展望台の坂道を上り、最初にこの景色が見えたときには感動でした!
見たことのないような深いブルーは世界で2番目の透明度だからできるのだそうです。
展望台の前には摩周湖、後ろには屈斜路湖と煙を上げる硫黄山
ここも北海道の大自然の醍醐味を感じるスポットです。





そして今日の最終目的地、野付半島へ。
観光するのは明日なので、近くの道の駅にP泊するための食料を
途中の中標津で買いました。中標津は仕事で15年以上前に来て以来、久しぶりです。
前に飼っていた愛犬の故郷、ムツゴロウ王国が近いと思いつつ先を急ぎます。

オホーツクを望む道路を目的地に向かって走っているとキャンプ場の看板が見えました。
「ランドリー&シャワー」という文字に目が止まり、気になっていた洗濯物のことが
脳を過ぎりました(笑)ということで、急遽、海沿いのきれいなキャンプ場に落ち着きました。




雨に夕焼けの光が当たりきれいな虹が完全に半円形で見えました。
それは少し恐いと思っていたこのロケーションを
忘れさせてくれる瞬間でもありました。



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