野営車でいこう(VWT4版)

旧野営車エクスプローラ 2009〜2016年の記録

タイヤ空気圧問題

 
 
前から気になっているのは、
キャンピングカーのタイヤの空気圧。
今月のAC誌にも記事がありましたが、
そもそも単位からして曖昧なままです。
普通、記事などではkpa~キロパスカルが書いてますが、
あまりそれを使う人はないです。
ガソリンスタンドで「500」などと言うと
「え?5キロ?」と問い直されます。
因みに5kgf/cm2=490kpaです。
おまけに店員さんから「5キロはだめですよ~」と言われたりします。
そこで、説明をしないといけないハメに陥ります(笑)
 
 
 
そもそも、4年前に買った時から中古の輸入車のために
はっきりとした適正な空気圧の数値がわかりませんでした。
測ると4.5~5の間で入っていて、貼られているシールとは全然違うので
バーストが不安になって、まず空気圧計を買いました。
で、その時に購入したディーラーさんからタイヤのロードインデックス、
耐荷重表のコピーをいただいて、カムロードの場合の数値から大体そのくらいでいいような
感じでした。それでも、まだ曖昧な説明だったので、直接並行輸入して
販売したディーラーさんに後日聞いたところ、「5キロでいいですよ~」、と
これまたあまり根拠のなさげな回答でした。
 
 
 
 
それで一度、いろいろと調べたことがあります。
表から割り出すためには正確に1個のタイヤあたりの付加重量がわからなければいけない。
 
車検にあるのはあくまで目安だから、
実際に水のタンクも満タンにして荷物を積みこんで、トラックスケールが
あるところで測ってもらえばいいのですが、近辺には見つかりませんでした。
ところが、ネットを探した結果、カムロードに荷物も載せ二人乗車で
実際に測ってみた人の記事を見つけました。
その重量は3560kgでした
単純に4個のタイヤで割ると890kgです。
その数字をロードインデックスで照らし合わせると、
空気圧は525kpaです。換算すると5.35kgf/cm2です。
なるほどそのカムロードの場合、大体5キロ・・・
 
 
 
念の為の気休めに、こんなエアーコンプレッサーも装備はしていますが・・・
理想的にはキャラバンウエイトコントロールで各タイヤにかかる重量を計測し、
エアモニなどで常時空気圧をチェックすればベストです。
ただし、エアモニだと5.0kg/cm2までしか計測できませんね。
アメリカではこのエアモニのようなTPMSの装着が
2007年から義務化されているそうで
やはり1歩も2歩も進んでいます。
でも取り敢えずは、GSで時々チェックして、
早めの交換ということですね。